「まんだらけ」初体験
若い友人と会った。
彼女が「まんだらけ」で売却したいものがあるということで、大須へお供した。
今日は仕事があるので、背広姿である。
そのため一瞬、店に入るのを躊躇した。
中を覗くと、背広姿の客もいる。
別にコスプレしなくても入れるんだとわかり、彼女にお供した。
別に彼女がコスプレしている訳ではないが、かなりファッションに気を遣っているので、背広姿で入るのは野暮ではないかとひるんだのである。
見積もりが出るまで20分ほど、どうせ入ったのだからと探索すると、あらまあ、懐かしい雑誌がいっぱいあるではないか。
ジャンプやサンデー、マガジンはもちろん、小学○年生まである。
ガロを見つけて強烈に懐かしくなり、愛読していたCOMを探す。
COMを知ったのは高校に入る前後だったと思うからCOM晩期である。独特の愛着から、これがいまだに捨てられずにとってある。
初期のものほど高い値がついていたが、僕がCOMに出会う直前のものだと420円である。安い!思わず2冊、ご購入となった。
彼女がわざわざ売却に来たグッズは200円。差し引き640円+駐車場代のマイナスであるが、僕は何だか特をした気分になり、彼女はゴミを増やさなくてよかったと自分を納得させた。
私は、テレビで見る「まんだらけ」の印象からか、コスプレだらけのオタクの店という印象を持っていた。
何のことはない。ネットで調べたら、ガロの漫画家古川益三が創設者というではないか。
息子が、マイナーなコミック誌にかなり凝っているのを、少し引いて見ていたが、結局、私には息子と同じ血が流れていたのである。
それにしてもコスプレだらけという印象はどうしてすり込まれたのか、まもなく54歳になる。相当に「おじさん」になったというしかあるまい。
追記
懐かしさのあまり、やまだ紫さんの単行本をさがしたが、時間内には見つからなかった。やまだ紫さんは僕にとってはCOMの象徴の一人だった。
今年5月5日に亡くなられたと、今、やまねこネットで知った。
粛然とした。
心からご冥福をお祈りしたい。
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