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2009年6月23日 (火)

生き方上手

F氏の結婚を「祝う会」の司会を押しつけられた独りしゃべりさん(以下、N氏という)は、名うてのウルトラランナーであった。
ウルトラというのは、フルマラソンを超える距離を走るということを意味する。
で、大抵はフルマラソンの2回分以上を1回の大会で走る。

真夏に標高差1000mのコースを走る130キロ大会だったり、田子の浦から富士山頂まで往復したり、名古屋城から兼六園まで250キロを走ったりすることを「楽しむ」のがウルトラランナーの世界だ。
常人には到底、思いもよらぬ世界だ。

そんなN氏が、60代半ばに、ついに故障して走れなくなった。
頸椎ヘルニアと、脊柱管狭窄症になった。腰痛に苦しんで、走るどころではなくなった。

N氏のブログのプロフィールには以下のとおり紹介している。

平成19年5月に頚椎ヘルニアの手術をして、8月に脊柱管狭窄症の手術を連続でいたしました。長年苦しんだ腰痛とこれでオサラバである。

今はリハビリ中で、散歩程度の自転車時々歩き時々小走りを繰り返せるようにまで回復した。でも足の筋肉が相当に落ちてしまったのは事実である。

折り畳み自転車やノルデックポールやマウンテンバイク(キャノンデール)、ランニングシューズがご主人の登場を今か今かと待っている。

待ってろよ~っ!今走ってやるからな~っ。
でも無理はしないつもり。

先日、ランニング仲間、数名で会う機会があった。
最大の道楽を取り上げられながら、相変わらず元気で意気軒昂であった。

「こんなに動き回る患者は珍しい」と医者から言われ、手術でこんなに快復することを宣伝する、動く広告塔にされているという。
「走る」人間から「走る」ことを取り上げるのは、客観的には、相当に悲惨である。
彼のようなランニング中毒ではない僕でさえ、「走る」ことを取り上げられたらと思うとぞっとする。
神様もひどいことをなさると、つくづく思う。
しかし、N氏を見ていると、その状況を受け容れながら、その状況を新たに楽しんでいるように見える。
N氏は本当に生き方上手である。

未来を思い悩んでも、過去を後悔しても、実際は未来もなく、過去もない。

あるのは「今」だけだ。

ならば、「今」を、どう楽しむのか、あるいは「今」を、どう味わい尽くすか。

死ぬまで「今」が続くことを自覚すれば、人生はすべからく過程である。

そのことをN氏は、よく知っている。だから、過去は走れて、今は走れないことを後悔することはしない。

娘より年下の彼女と結婚したF氏は、入籍後、半年経つが、N氏によれば、しょっちゅういちゃついて歩いているのが目に触ると言う。

F氏もありのままを受け容れ、今を生きている。

だから、二人とも生き方上手である。

僕のランニング仲間は、みんな、そういう意味で生き方上手である。

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