アライグマ出没
僕の事務所がある守山区は名古屋市の北東のはずれの緑多き地域である。
16ある名古屋市の区の中で、唯一、地下鉄の計画もない地域である。
僕は、事務所だけでなく、自宅も守山区にある。
ほどよい距離の職住接近である。
さて、守山区は田舎であるので、
実は我が自宅の床下にアライグマが住み着いていることを今日、親切なお隣さんから知らされた。
通風口からアライグマが入り込むのを目撃したと、わざわざ手紙を郵便受けに入れで知らせてくれた。
昨日は仕事で、深夜3時のご帰館だった。
一昨日は、飲み騒いで、深夜11時のご帰館だった。
僕がつかまらないのを見かねて、お隣さんは、一昨日の出来事を、わざわざ手紙で僕に知らせてくれたのである。
僕は、自分の家にこんな大きな通風口があるなんてことは知らなかった。
自宅は、築45年近いボロ家である。
6年くらい前に離婚して、行き場を失い、ワンルームマンションに転がり込んだが、5万円以上の家賃がかかる。
それなら、いっそ家賃と同じ安いローンで買える住宅を買ってしまえと買い込んだ自宅である。
お隣さんの話では、アライグマは昼間は他に居場所があるらしく、夜になると、僕の家の床下に入り込むようだという。
おとなりさんは、通風口をふさぐための適当な大きさの石まで用意してくれていた。
石で穴をふさぎ、その前に大きい脚立を横に立てかけてバリケードを築き、アライグマの侵入を防ぐことにした。
実は、3日ほど前、床下で大捕物があった。
床下で激しくどたどたと動く音がした。ジュージューという感じの鳴き声と、重低音で迫力のあるグーグーといった感じの鳴き声が混じる。
以前からネズミが床下にいることは知っていたから、猫まで入って格闘になったかかと、正直、困惑していたところである。
まさかアライグマとは思いも寄らなかった。
お隣さんのおかげで、真相を知ることができ、適切な対策まで採ることができた。
名古屋市はそれなりに都会である。
だが、守山は適度に田舎である。
自由さと親切さや人情味がほどよく調和している。
僕はこの街が好きだ。
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