アライグマと消防車
アライグマの件、未だに未解決である。
一昨日は、消防車が出動する事態になった。w(゚o゚)w
アライグマが、(結果として判明したことだが)
湯沸かし器の屋外配線を断線させてしまい、
「パチパチと漏電のような音がする」とお隣の奥さんから事務所に電話があった。
締め切りすぎて四苦八苦していた
裁判書面作成を大急ぎで切り上げて、
急遽帰宅した。
特に異常はないが、やはり専門家に見てもらわないと不安である。
夜間、時間外に電話がつながるところを思いつかない。
仕方がないので、119番に電話をして、電力会社の緊急時の電話番号を聞こうと思った。
ところが、話のなりゆきで「一応、見に行きます」と言われ、
地獄に仏の心境で、「お願いします」と答えてしまった。
「そっと来てくださいね」と言うのを忘れたことに気づいたが、後の祭りである。
サイレンを鳴らしてホース車が駆けつけ、
パトカーまで来た。
消防署からの連絡で、電力会社も来た。
総勢10名を超える大部隊である。
ホース車は駆けつけるや直ちに放水用意!!である。
周辺は騒然として、大騒ぎである。
結果、屋外給湯器のコードがアライグマに切られている事態が判明した。
これがショートして音がしたのである。
ガス検知、漏電検知、事情聴取、消防署や警察の機敏な活動に敬服した。
ボロ家の中も検査して行かれた。
男やもめにウジがわくような敷ききり布団のゴミ箱部屋である。
恐縮した。
警察官曰く。
「この断線は、ついさっきのとは違う。何日か経っている」
恐れ入りました。
そう、この2日ほど、屋外給湯器の室内パネルの電源が入らなくなっていた。警察はすご~い!!\(^o^)/
仕事柄、警察とは対決することが多いが、
消防にしろ、警察にしろ、
不安なときに、すぐに駆けつけてくれるのはやっぱり頼もしい。
正直、24時間、危険な場所に駆けつけることを覚悟している彼らの姿は、格好いいなとも思う。
先週の土曜日にアライグマが我が家に住み着いていることに気づいて、途方に暮れて、電話したとき、
一番、不親切な対応をしたのが保健所で、
一番、同情的で親切だったのが、警察だった。
それにしても、何事も専門家はありがたい。
専門家に見てもらって異常なしと確認され、
心底、ホッとした。
それにしても、大騒動になった。
ご近所にはご迷惑をおかけした。
別に、僕がアライグマを飼っている訳ではない。
アライグマが僕のボロ家を執拗に気に入ってしまったので、
僕は甚だ困惑しているのである。
追伸
サイレンを鳴らして消防車が来れば、
何事かと思って、ご近所さんは出てござる。
ところが、出てござるのは、みんな女性である。
男は一人もいなかった。
仕事があるのかもしれぬ。
しかし、何事も面白おかしく、好奇心を持って過ごすのは
女性なのだというのが僕の感想である。
男に比べ、女は生き方上手である。
居並ぶ奥様方を前に、僕が平身低頭したことはいうまでもない。
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