ドリフターズと河合奈保子、伊達公子のことなど
どの仕事もそうだが、弁護士の仕事も本気になってやると、結構ハードだ。
だから(何が「だから」なのか全く論理的ではないが)、
最近は、寝る前に「8時だよ、全員集合!!」のDVDのコントを一つ見て、笑い転げてからやすむことにしている。
僕の親は上品な物と下品な物の分別が徹底していた。
小学校の頃は、日本文学全集は読めても、マンガは読ませてもらえなかった。
中学以降も同じようなもので、コムとかガロとか、一見、難解そうで高級そうなものはよいが、通俗的なマガジンやチャンピオンは読めなかった。
そのしつけの影響で、下品な物は頭から避けていたので、まじにドリフターズを見るのは、レンタル屋で貸し出されているのを見つけてからが初めてである。
面白い!
傑作選だからなおのことだが、間の取り方、ネタへのあくなき探求心に今さらながら、感心している。
毎週、新たなコントを作り、生の会場で笑いを取ることへのチャレンジ精神の持続にも、つくづく感心する。
ドリフターズは、才能のある者の集団だったと、今さら気づいたりしている。
傑作選の中に、河合奈保子が出演しているコントがある。
10代の河合奈保子が、今見ても、胸ときめいて見える。
何より、笑い転げる姿を含め、その仕草がとても自然に見える。
あれだけの素質を持ちながら、そういえば、その後、全く見かけないなと思う。
河合奈保子はどうしたんだろう、
などと思っていたら、新聞の「フラッシュ」の広告で、その後を知りたい有名人の1位に河合奈保子が選ばれているのを見た。みな思うことは同じなのだ。
見出しを見ただけだが、家族でオーストラリア移住だとか。
一つのことを成し遂げるのも素晴らしい。
しかし、実績とか、周りからの期待とかに関係なしに、ありのままの自分を生きるのも素晴らしい。
河合奈保子の場合、確実に後者だ。
僕はかつて伊達公子の絶頂期の引退とその後の自由な生き様に感心していた。
テニス復帰もまた、彼女にとって自然なありのままの選択であろう。
それと同じように、河合奈保子も生きているように見える。
ファンとしては、本当は、復帰した河合奈保子をテレビで見てみたい。
しかし、彼女がありのままに生きているということを知るだけでも、それも、また楽しい。
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