新型インフルエンザ?の抗弁(言い訳)
準備書面を出す約束がしてあった裁判期日に、書面ができていないときは、どう言い訳しようかと気が重いし、肩身が狭い。
裁判所に格好悪いし、相手方に対しても偉そうにできなくなる。
そこで、思いついたのが、「新型インフルエンザ?の抗弁(言い訳)」である。
約束の書面ができなかった裁判期日の直前に裁判所へ電話をかける。
裁判所への電話は、まず担当書記官に取り次がれる。
直接に裁判官へ取り次がれることはまずない。
「新型インフルエンザ?の抗弁」が出される場合は、
書記官を間に介して、裁判官と次のようなやりとりがなされることになる。
弁護士「(ゴホッ)朝から変な(ゴホッ)咳が止まらな(ゴホッ)くて、熱は37度5分くらいで大した(ゴホッ)ことはないのですが、期日に出頭して(ゴホッ)もいいですか(ゴホッゴホッ)」
書記官「少々お待ち下さい」
(書記官、裁判官と相談する)
書記官「お待たせしました。インフルエンザということですか」
弁護士「いえ(ゴホッ)、まだ病院には(ゴホッ)行っていないのですが、とにかくこれまで経験したことがない変(ゴホッ)な咳が出るのですが(ゴホッゴホッゴホッ)」
書記官「少々お待ち下さい」
(書記官、裁判官と相談する
裁判所で新型インフルエンザを、ばらまかれてはたまらないということになる)
書記官「お待たせしました。今日は延期ということで、裁判官の了解が出ましたので、来ていただかなくても結構です」
このパターンのいいところは、後で、「結局、ただの風邪でした。ご心配をおかけしてすみませんでした」と謝れば、診断書も必要がないところである。
我々の業界に限らず、納期のある仕事には、結構、応用が利くのではないだろうかと思った。
その他、突然、現れた税務調査員や、突然来て、任意同行を求める警察官に対しても、使ってみる価値があるかも知れない。
きっと、担当者は役所に問い合わせて、どう対応するか、協議を始めるのではないだろうか。
新型インフルエンザ春の部は、とりあえず、「ミサイル」『騒動』誤報騒ぎと同じような空騒ぎに終わったようだ。
致死率が60%に及ぶという学者もいる猛毒性の鳥インフルエンザを想定したマニュアルが適用されたが、幸運にも空振りに終わった。
秋以降、本格的なインフルエンザシーズンを迎える。今回の経験を生かして、迅速で必要な、かつ過剰ではない対策がなされることを、望む。
新型インフルエンザ対策の責任主体は、情報も知見も集約される厚労省であろう。自治体任せにするような課題ではない。
なお、僕は、演技が下手なので、「インフルエンザ?」の抗弁(言い訳)は、秋以降も使えそうもないことをお断りしておく。
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