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2010年10月22日 (金)

知らなかった(汗)! 研修医には給料出てるじゃん

司法研修所の給与制の維持について、メディアは全て反対の社説で統一されているように思う。

なぜ弁護士にだけ給費制による研修を保証しなければならないかというのが、共通のトーンのように見える。

だから、僕は、弁護士と並び称される研修医も、無給に決まっていると思っていた。

事務員が、「そうですか?」と言うので、調べてみた。

ウィキペディア

なんだ、研修医には給与出てるじゃん。

2004年から、臨床経験を義務づけるとともに、適正な給与を保証することになり、研修医の研修先には国庫から補助金が出ている。

医者の方が、ずっと金持ちの子弟の可能性が高いのにな。

みんなこれは、当然の前提で議論しているんだそうだ。

恥ずかしながら、知らなんだ。

でも、なんか、変だな。

マスコミは、弁護士に恨みでもあるのかな。

医者との違いは何だ?

医者は、国家試験に合格すれば、医師の資格が得られる。

弁護士も司法試験に合格した段階で、弁護士の資格を与えれば、その後の研修は臨床研修と同じで給費制でなぜ悪いんだろう。

いよいよ、訳がわからん。

追伸

そういえば、裁判員裁判に、むりやり国民を駆り出すために、
裁判はむつかしくありません、素人でもできます
と、盛んに宣伝していたっけ。
素人でもできることをしている弁護士を国費を使って養成するまでもない、ということなのかしらん。

確かに、テレビコマーシャルをしているような法律事務所は、素人の事務員を大量に雇って、事件を処理してるよな。マニュアルが作ってあるから、ほとんど事務員任せだよな(N弁護士は、マニュアル化・細分化するのが弁護士の才能だなんて言ってた。法律事務のフォードシステムだ)。
なるほど、弁護士のやっているようなことは素人でもできるんだ。

診察員制度とか、治療員制度とか、手術員制度とか作って、国民を駆り出すことはできないよな。
診察・治療・手術は素人でもできます、なんて口が裂けても言えないもんな。

知らなきゃよかった。
何か、えらく割を食ったような気分である。

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