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« 小沢一郎へのアドバイス 子分編2 | トップページ | 被疑者国選 7終(含む1~6) »

2010年10月28日 (木)

小沢一郎へのアドバイス 幻になった子分編

マチベンである。
宮崎学の子分を気取った親分は、実は、小沢弁護団は特別抗告しないと読んでいたようだ。
予定稿があったのを見つけた。
マチベンの親分をやっている程度の人物では、多々、読み間違えることがある。

親分は、おとといの記事で、朝日新聞に強制起訴制度違憲論を投稿した播磨益夫氏にもいちゃもんを付けていたが、播磨氏の憲法9条論はともかく、実名で主張しただけ、覆面弁護団より度胸があると僕は思うので、僕は少しは評価している。

マチベンの親分の予定稿(笑っちゃうな、マスコミ記者気取りだ)は、先読みは間違っていたが、なぜ、小沢一郎氏にとって行政訴訟が必要なのか、なぜ特別抗告して最高裁まで持ち込まなければならないのかについては、よく書けていると思う。

だから、特別抗告をしなかったという点が大誤報であることだけ、しっかりと踏まえて読んでいただければ、ややこしい行政法のからくりの一端は、わかってもらえるのではないかと思い、こっそり、マチベンの親分が書いた予定(誤報)記事を掲載することした。

親分には、叱られるかもしれないけど、本心は、まんざらでもないだろうと思う。

====以下、親分の予定稿(誤報記事)==========
宮崎学の子分である。
自称して便乗しているだけだから、本気にするな。
誤解されると、宮崎親分に迷惑がかかる。

小沢は、まだわかっていないようだから、もう一度、アドバイスしてやる。
今、雇っている弁護団は、だめだ。
弁護士を代えろ。
弘中のことではないぞ。他の連中だ。

行政訴訟の弁護団は、特別抗告をしないそうだな。(誤報)
最高裁に持ち出さないのだとしたら、
何のために仮の差止と手続の続行の停止を求めて、
裁判所に超スピード審理をさせたのだ。
俺には理解できん。
マチベンの言っていたことが正解になってしまう。
それでは俺の立場がない。

まさか、本当に指定弁護士の選任を裁判所が差し止めてくれると思っていたのではあるまいな。
いや、そう思っておったとしか見えんな。
涙が出るぞ。

弁護団もわかっておらんようだから、仕方がない。
俺が教えてやろう。

行政訴訟は出す必然性があった。
行政訴訟をしておかなければ、
刑事事件で、起訴議決の違法を争えなくなる可能性があるからだ。

なぜか。
わかりにくい説明になるが、よく聞いておけ。

刑事裁判で、弁護人が、起訴議決の違法・違憲を主張して
公訴棄却を申し立てたとする。
公訴棄却の申立というのは起訴自体が違法だから、
有罪無罪を審理する前に起訴を門前払いすることを求める申立だ。

裁判所の立場に立ってみろ。
小沢の有罪・無罪を判断しろと言うのが「国民の声」だと言われておる。
公訴棄却で門前払いするなぞという「国民の期待」に背を向ける判決は間違っても出したくない。
裁判所にしてみれば、小沢と一蓮托生で、民衆から迫害されてはたまらん。
小沢に対して、それほどの義理もない。
かと言って、多少の良心があれば、
小沢の起訴議決をした審査会の手続がうさんくさいことくらいはわかる。
憲法の適正手続保障に反しないと断言するのも良心に照らして、憚られる。

裁判所は賢いぞ。
逃げ道を心得ておる。

「起訴議決は行政処分に該当するから、行政訴訟で争うべきだ」と言ってしまえばいい。
行政処分だと言われると、争う場は行政訴訟に限られる。
いいも悪いもない。
そういう仕組みになっておるのだ。
裁判所は、刑事裁判では起訴議決の違法性の問題は扱えないと言ってしまえばいい。

そう言われてから、急いで、行政訴訟を起こしても手遅れだ。
起訴議決があったことを知った日から6ヶ月で、
出訴期間が過ぎてしまい、行政訴訟は却下されるからだ。
わかりにくいからもう一度繰り返すと、
仮に起訴議決が行政処分だったとしても、
起訴議決があったことを知った日から、6ヶ月以内に行政訴訟を起こしていないと、
起訴議決の違法性は争う手段がなくなる。
起訴議決は、違法であっても、
取り消すことはできなくなり、有効な処分として確定する。
これを行政処分の「不可争力」というぞ。
ロースクール生なら100人が100人、みんな知っておる。
基本中の基本だ。

だから、弁護団としては、
刑事裁判で起訴議決の違法性を争うためにも、
行政訴訟の対象にならないことを裁判所に確かめておく必要があった。

ここまでは、わかるな。

その上、刑事裁判で思う存分、起訴議決の違法を争うためには、
刑事裁判で争うべきだという決着を早くつけておきたい。
だから、わざと勝つ見込みのない指定弁護士選任の差止を求めて、
裁判所に超スピード審理をさせることも、小沢の立場としては、正解だ。
一般市民にとって、はなはだはた迷惑なことだが、
民衆から迫害されている異端の身では、
一般市民に配慮する余裕もあるまい。

問題は、その先だ。
地裁、高裁は、思惑通り起訴議決の違法は、行政訴訟の対象とはならず、
刑事裁判で争うべきだとして、小沢側の申立を却下した。

弁護団は、ここでやめてしまった。(大誤報)
なぜ、最高裁に持ち出さないのか。
ここまでやったら、最高裁に持ち出して、決着を付けるべきだ。
最高裁に持ち出す計画がなければ、
間違っても、指定弁護士選任の差止など出して、
超スピード審理など、求めてはならなかった。
弁護団のしたことは中途半端で何の成果もない。
悪い結果だけを残しておる。
また、涙が出るぞ。

最高裁に持ち出しても、
最高裁も判断をしてくれなかったかもしれんが、
持ち出してみないことには、
最高裁の判断が示される可能性は皆無だ。

小沢弁護団は甘いな。(誤報)
刑事裁判で、起訴議決は行政処分だから、
行政訴訟で争うべきだと裁判所に言われたら、どうする。

東京高裁が刑事裁判で争うべきだと言ったというのか。

刑事事件の裁判官としては、
東京高裁が、どう言っておろうが、知ったことではない。
刑事事件の裁判官としての良心にしたがって、
これは行政処分だと考えると言われてしまえば、おしまいだ。
裁判官は、その良心にしたがい、独立して職務を行う(憲法76条3項)。

最高裁が、刑事裁判で争うべきだと言っておれば、
さすがに、これに逆らう骨のある裁判官は、最近では、滅多にいない。
だが、東京高裁の判断では不十分だ。

つまり、最高裁に持ち出しておかない限り、
行政訴訟では、刑事裁判で争えと追い返され、
刑事裁判では、行政訴訟で争えと追い返されることは、
合理的に見て、十分にあり得ることだ。
いかにも不条理だ。
それでは、小沢は、起訴議決の違法は、行政訴訟でも争えない、
刑事裁判でも争えないことになるではないか、と。
しかし、庶民は、これに苦しめられてきた。
そんな芸当は、裁判所にはたやすいことだ。
庶民の苦しみなど、知ったものではない。
貴様が、自民党の幹部だった頃だと思うが、同じような裁判があった。
自民党に有利だったぞ。
知らぬではすまされない。
しかし、知らんだろうな。

蛇足だが、行政訴訟の裁判所では「起訴議決は、準司法手続だから、刑事裁判で争え」と言っておる。
「準」司法手続というのがくせ者だぞ。
起訴議決が、司法の作用に属すると断言した訳ではない。
ひょっとして、あっちから見ると、行政作用に見えるかもしれんと含みを残しておる。
刑事の裁判所に配慮しておるのだ。
だから、刑事事件の裁判所としては、
安心して、これは、「準行政処分」に見えると言えばよいのだ。

特別抗告をしないという弁護団の判断で、はっきりした。
(誤報につき削除)
小沢の行政事件の弁護団は、出入りらしい出入りを経験したことがない。
キャリアの連中だ。

親分は、ヤメ検はやめとけと言っておる。
子分としては、キャリアの典型として、ヤメ判もやめとけと言っておこう。
圧倒的な弱者の立場で苦しんだことがない。
異端として迫害されることが、どういうことか全く理解できない。

人権派の行政訴訟のエキスパートが見つからないのか?
そんなはずはないがな。
環境派の有力な弁護士が、弘中の人脈の中に、きっとおると思うが、違うか?
断られたか。

それなら、憲法訴訟のエキスパートでもいい。
間違っても政府側ではないぞ。
人権派の憲法訴訟のエキスパートだ。
彼らも一度も勝ったことがない。
それでも、義のためなら、
飯のことも勝ち負けも考えず、
全てを投げ打って、突っ込んでいくぞ。
立派なものだ。
見上げた根性だ。
そういう奴らこそ、愛国者だ。
俺は心から尊敬しておる。

まずは、海外派兵の野望を捨てるのが先だ。
心を入れ替えて、憲法を遵守する覚悟が固まったら、連絡をくれ。
誰がいいか、教えてやる。

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