再びタバコの話 統計の不思議
肺ガン WIKIPEDIA
欧米では80%の肺癌が喫煙に由来すると見積もられており、紙巻タバコの煙には、ベンゼンなど百以上もの発癌性物質が含まれている。1日の喫煙量が多いほど、また喫煙期間が長いほど肺癌に罹患する可能性は増大する。喫煙を停止すれば、肺の損傷は修復されて着実に発癌の可能性は減少する。ただし、先進国中男性の、喫煙率がもっとも高い日本においては、喫煙に由来する肺癌は男性で約68%、女性で約18%と推計されている。
肺ガンを挙げると、1900年代初頭にはまれな疾患でしたが現在では主に喫煙により、男女ともにガンによる死亡者の上位を占めています。
タバコの煙には放射性粒子など、発ガン性物質が数多く含まれており、これらが肺ガンを生じさせる細胞変化を引き起こし促進させます。肺ガンは、診断時点でかなり進行していることが多いガンです。
肺ガン患者の大部分は最初の診断から1年以内に死亡し、全体の生存率は10~15%にすぎません。
肺ガン患者の約85%は喫煙が原因であり、非喫煙者に比べると羅患率は10~30倍にもなります。また肺ガンの合併症として、肺炎が一般的です。
1980年代以来、喫煙者は激減傾向にあります。
1980年代以来、肺ガンによる死者は激増傾向にあります。
僕は、別に、喫煙が肺ガンを予防するという無理な結論を出すつもりはありません。
ただ、肺ガンの死者の68%あるいは85%が喫煙が原因ならば、喫煙者が猛烈に減っていけば、当然肺ガンの死者が減っていくものと考えていました。
ところが肺ガンは、喫煙者が減るのに反比例して猛烈に増えています。
喫煙以上に重大な要因があるという仮説を提案すべき統計にも見えますが、他要因仮説は、肺ガンによる死者の68%から85%が喫煙が原因とする前提と矛盾してきます。
不思議だなと思うのです。
どうしてなんでしょう。
だれか合理的な説明をお願いしたいところです。
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コメント
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おかしいですよね。
データが無いので、言えなかったのですが...ていねいに分析してらして嬉しいです。
投稿: 大山千恵子 | 2010年11月27日 (土) 20時44分
ここで喫煙率が減ってるのに癌が増えるという、まやかしについて解説されてますよ。
http://blog.goo.ne.jp/kenchan3/e/174d0b5db7eb94639f341865963edc29
投稿: 美人薄煙 | 2011年4月25日 (月) 07時47分