走れるようになるためなら健康を害してもいい
遅まきながら、今年の抱負は実はもう一つあった。
今年に入って、毎週末、緑地を走ることにしている。
一昨年8月以降、走る気持ちが萎えて走るのを止めていた。
融通無碍が僕のいいところである。
ところが、1月の中日新聞が、「心の火は消えない」として野口みずきの連載を3回ほどしたのに触発されて、また走り始めることにした。
北京五輪に野口は出られなかった。
おそらくラドクリフやアフリカ勢らを意識して2時間15分前後で走るような過酷な練習で追い込んでいたに違いない。
その結果、故障して出られなかった。
結局、ラドクリフが敬遠した北京五輪はオリンピックとも思えない平凡でつまらないレースだった。
野口は、無理な練習をしなくても出場さえすれば楽勝で金だったろう。
その野口が2年振りの再起をかけて挑んだ2戦目の駅伝で、骨折した。
ロンドン五輪のときには34歳になる野口にはかなり厳しい状況であることは否めまい。
その野口の「心の火は消えない」のである。
名古屋シティマラソン(ハーフ)は、陸連登録選手のレースと並行して行われる市民マラソンだ。まだ、無名だった野口のデビュー戦に近い1999年の名古屋ハーフマラソンを僕は、一応、野口と一緒に走ったということにしている。
だから野口を応援する。
野口の再起が成功することを心から祈る。
という訳で、今年は1月初めから僕も、毎週末10㎞を走ることにしている。
中断期間が長いため、年末までは、10㎞は無理な距離だったし、
55歳にもなると、走り慣れないまま10㎞も走ると、疲れが1週間近く残る。
その結果、平日がやたらしんどかったり、38度近い発熱をしたりしている。
それでも、「心の火は消えない」のである。
(身近な方へ。僕が「風邪で」などと会議や催しを欠席・早退しているのは、本当は、走った後遺症なのです)
ランナーの笑い話に「健康のためなら死んでもいい」というのがある。
僕は、「走れるようになるためなら、健康を害してもいい」という覚悟である。
過剰な負荷を与えなければトレーニングにならぬ。
若い頃は、2日で回復したが、今は1週間くらいかかる。
しかし、それでも過剰な負荷を与えれば、50歳を超えてもトレーニング効果で、体はきっと順応してくれる。
と、勝手に信じて野口に触発されて、トレーニングに励んでいる。
さて、今週末である。
3連休初日の2月10日、雪が降った。
僕の読みは雪が溶けたぐじゅぐじゅの山道を走るのはかなわないであった。
そこで、今週末は連休初日の金曜日にノルマを果たした。
気温はほぼ0度、雪で濡れるのを防ぐために厚手のジャージの上にさらにアノラックを重ねて走った。
さすがに、走りにくいし、顔に雪が降りかかるし、なかなかしんどい走りだった。
この2日、健康を害さないようである(まだ、安心はできないが)。
ということで、健康を害するためには、そろそろ走る距離を13㎞に伸ばそうかと考えている。
以下の写真は、小幡緑地コース周りの様子である。
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