陰に隠れて何をこそこそしてる「サイバー犯罪法案」国会上程
秘密が好きなことは知っとったが、
ストーカー趣味もあるんかいな。
たーぎゃーに、しとかんとかんわ。
東日本大震災の対処に全力を挙げんならんときに、こっそりと何をやっとるかと思ったら、こんな、こわゃ~法律をひっそり国会上程しとった。
捜査当局が令状なしに、ちゅうことは何の容疑がなくとも、この人の動向を抑えたいと思えば、通信事業者やプロバイダーに60日間の通信履歴の保全を求めることができるようにするっつうではないか。
通信の内容は通信の秘密に関わる憲法問題になるが、誰が誰に通信したかというのは通信の秘密に入らんちゅう見解だそうだ。
そんな理屈があるかいな。
誰に連絡したかっちゅうことも、関係ない警察なんかには知られたくないわ。
あんたら、やたら隠し事が大好きなことはわかっとった。
今度は赤の他人の秘密もしっかり握っときたゃーちゅー訳だ。
原案になった法案は、世論の反対によって廃案になった共謀罪法案だげな。
東京新聞「特報」がすっぱ抜いた。
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2011年4月21日
先月十一日。東日本大震災が発生する直前に「サイバー犯罪法案」(別称・コンピューター監視法案)と総称される刑法などの改正法案が閣議決定され た。法案には、憲法が守る「通信の秘密」を侵しかねない内容が含まれている。十分な論議が必要なはずだが、今月一日には原発事故に世間が騒然とする中、国 会に上程されてしまった。震災がらみのネット上でのデマ騒動も、法案を後押ししているように映る。 (中山洋子)
ちなみに中日新聞の方の大見出しは
「大震災の陰で…ネット規制 ひっそり進行」
東日本大震災で、国民的議論ができない間隙を突いて、共謀罪法案の骨子を、まずは小さく産もうという算段だそうだ。
戦前の治安維持法も小さく産まれて、大きく育ったげな。
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