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2011年5月18日 (水)

事実を伝えるメディアは、どこにあるのか?(体験的マスコミ論3)

清水建設の欠陥土留め工事による隣地の陥没事件の依頼を受けて、僕が図面に首っ引きで四苦八苦しているのと同じ頃、清水建設は、はるかに重大な手抜き工事が発覚して、対応に追われていた。

このことは、テレビはむろん、一般紙も報道しなかったから、一般には全く知られなかったはずだ。

唯一、これを独占スクープしたのは「FLASH(フラッシュ)」である。
常磐新線(つくばエキスプレス)をJVとして受注した清水建設は、信じられないほど杜撰な手抜き工事をしていた。

「フラッシュ」はこれを3回連続で掲載している。
最初は高架橋工事の手抜き工事である。

Photo_2

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高架橋のコンクリートに大小40カ所以上の穴が空いており、フラッシュが建設主体の鉄道・運輸機構に写真を示したところ、急遽、緊急検査をすることになり、補修工事が行われたとされる。

フラッシュは、コンクリート工学の権威である小林一輔東大名誉教授の「あの状態では、震度5くらいの地震で陥没しますよ」との談話をとっている。
また、工事関係者の「これは清水の隠蔽なんですよ。列車の振動が何年も加わればいつか必ず落ちます」との談話も紹介している。

この手抜き工事で清水建設は鉄道・運輸機構から3か月の指名停止処分を受けた。

この緊急検査とその後の補修工事の後、さらに手抜き工事が発覚する。これもフラッシュが取り上げただけだ。
今度は、駅の天井工事に手抜きが見つかった。
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南千住駅の天井裏のコンクリートがぼろぼろで、天井を吊るアンカーもコンクリートにしっかり埋め込まれていないというのだ。
小林名誉教授は「吊っているコンクリートに問題があり、アンカーも危ない。二重にまずいですよ。どうしちゃったんだろうね、清水は」と慨嘆している。

先に述べたように、この件で、清水建設は、鉄道・運輸機構から3か月の指名停止処分という正式の処分を受けている。
にも拘わらず、テレビはむろん、新聞もどこも報道しなかったのだ。

ひとり「フラッシュ」だけが、報道していた。
(以上、「フラッシュ」 2004年9月14日、9月21日、10月5日号より)

フラッシュの後追い報道すらなかったのである。

完全に無視を決め込んだのである(3行記事は見落としているかも知れないが)。

裁判所は好まないだろうなと思いつつも、仕方がないので、清水建設の欠陥工事は、この裁判だけではないことを示す証拠書類としてフラッシュを提出した。(^^ゞ

今でも多くの人は、全国紙やテレビは一流の会社なのだから、一番、適確な報道をすると信じているに違いない。

週刊新潮、週刊文春、週間現代、週間ポストは、2流で、興味本位の垂れ流し記事が多いと思っている人が多いだろう。

フラッシュとかフライデーと言った雑誌は3流雑誌もいいところで、良識のある人は、手にとって開くのもはばかるかもしれない。

しかし、実は、このエロ路線に可能性があるのであって、エロな中身で売れるから、購読料収入で雑誌が成り立ち、天下の清水建設の悪事も暴くことができる。エロの強みである。

であるから、僕は、コンビニのエロ雑誌の前で立ち止まり、何か隠された情報はないかと手にとって開くことをはばからないのである。

決して、エロ写真が見たいからとか、袋とじが見たいからとかいう不純な動機で購入している訳ではないので、誤解なきよう、念のため。

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あくまで貴重な情報収集手段なのであって、いい歳をして、表紙とか、「女子アナ悩殺」とか上に方に踊っている見出しに惹かれて手に取っているわけでは断じてないのである。

写真は、いずれもクリックして拡大して見ることができます。(^^)V

念のため。

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