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2011年12月19日 (月)

ある自動車運転過失致死事件

砂をかむような国選弁護も少なくないが、

今日、判決があった国選弁護は、
ちょっと感動的なエピソードがあった。

事案は、信号無視で、被害車両に衝突して、
運転者(84歳)を死亡させたとする自動車運転過失致死事件である。

被告人の丁寧な対応で、
被害者遺族との示談もスムーズに行われ、
被害者遺族から減刑を求める嘆願書が提出された事案である。

被告人の後悔と反省の情が、とても顕著な事案だった。

執行猶予付の判決の後、
法廷の外で、被告人から聞いたところでは、
最終弁論期日からほどなく
被告人が信仰する宗教の特別な日に、
被告人の帰依する寺にお参りに行き、
帰ろうとしたところで、
同じお寺にお参りに訪れた
被害者遺族と会ったというのだ。

被告人は、気まずくて、やり過ごそうとしたところ、
遺族と目が合ってしまった。

その瞬間、双方が駆け寄るようにして、
抱き合って、慰め合い、
今後も、行き来しようと
約束したという。

加害者と被害者遺族は、
相当離れた所に居住しているのに、
不思議な話だった。

被害者の冥福を祈る気持ちが
加害者も深いとき、
被害者遺族に気持ちが届くことがあるのかもしれない。

「お導きかも知れませんね」と、
無宗教の僕も、
つい、口に出してしまった。

加害者と被害者遺族の関係としては、
極めて珍しい、心からの和解だ。

裁判所の知らないこんなドラマもときには、あるのだ。

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