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2012年2月 2日 (木)

『ヒミズ』を観た ★5つ 愛すること、愛されること

小説の世界では
何やらやたらと「悪意」を
描くものが増えている。

僕は、そうした小説は好きではない。
読んでも、閉口するばかりで
得心がいった試しがない。

2月1日、たまたま映画の日に
時間があって、『ヒミズ』を観た。

『ヒミズ』も
「悪意」を描いた映画だ。

映画の基調は暗い。
そして暴発する「悪意」が
描かれる。

にも拘わらず、
僕はこの映画は★5つだ。

住田が「悪意」を醸成させ、
暴発させる狂気にとりつかれる
過程にリアリティを感じられた。

それだけでも
無意味に暴走する「悪意」を
描く小説よりよほどマシだった。

住田も、
住田を恋い慕う茶沢も
すさまじい虐待を
親から受けている。

住田は父親から
「あのとき死んでくれていれば
良かったのに」と
執拗に繰り返され。

茶沢は、母親に情夫がおり、
邪魔な茶沢を自殺させるための
自殺台を作られる。

住田が「悪意」に
とりつかれるのに
茶沢は「悪意」に
支配されない。

茶沢に対する虐待が
見えてくるにつれ、
茶沢の住田に寄せる思いのひたむきさが
胸を打つ。

同じように
親から存在を否定される
虐待を受けながら、
なぜ茶沢が「悪意」に
支配されなかったのか。

「愛することができたからだ」と
僕は思ってしまう。

愛されることによって
人は支えられる。

しかし、
愛することによって
よりいっそう
人は支えられるのではないだろうか。

終盤は
バッドエンドだったら
たまらないなと

ハラハラしながら、
観ていた。

愛を受け入れることで
再生に向けて
歩もうとする
住田に
すがすがしい
希望をもらった。

主演の2人の熱演も
助演の役者の演技も
素晴らしかった。

無理に震災に
結びつけていたことだけが、
残念だった。

荒廃した近未来の日本という
設定だったなら、
瓦礫の山も素直に
受け入れられた。

観る人の想像に
任せてほしかった部分だ。

しかし、
この映画は
ロングランに
なってほしいと思う。

愛することの意味と
愛することの実りを
リアルに描いた
まれに見る
作品だと思うから。

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