フォト

日本ブログ村

ブログランキング

  • マスコミに載らない海外記事
    本ブログとセットで読むと、世界のニュースと法律解説がセットでわかります。(;^_^A アセアセ…

  • * ランキングに参加しています *
    応援クリックしてもらえるととっても励みになります
    人気ブログランキングへ

« 野田総理「命をかけて」消費税増税 | トップページ | 急転直下、和解へ »

2012年3月28日 (水)

なぜ議論されない金融取引税

税収の増加というと、この国では必ず消費税が本命にされる。

日本では政治課題には浮上しないが、金融取引税という構想がある。
金融取引に0.1%という薄い税を課税する話だ。

世界には、GDPの3.4倍の金融資本があることが先日の朝日新聞に紹介されていた。
要は、人々が汗水垂らして働いたお金より、資産家は3倍以上のマネーを転がしている訳だ。
今やこのマネーが利ざやを抜くために1000分の1秒を争っているという。

このマネーが年間、何回転がされているか、見当も付かない。

GDPの中には賃金や土地の取引など、非課税部分もあるし、貸し倒れも相当に生じる。消費税は、1%増税が2兆円の税収に匹敵すると言われるから、課税ベースとなるGDPは、200兆円である。
 マネーがGDPの3.4倍あるとされる平均的数値を日本に当てはめれば、日本のGDP約500兆円の3.4倍、約1700兆円あることになる。

単純に金融資産が年1回投資されるとしすれば、課税ベースは消費税の8倍以上の1700兆円である。年に1回平均投資されるとして0.1%は1.7兆円となり、消費税1%に近い税収になる。
仮に控えめに見て、マネーが、年間平均10回だけしか、投資されないとしても17兆円の税収になる。
0.1%の広く薄い課税で直ちに消費税8%分を上回る効果が期待できるのだ。
打ち出の小槌のようではないか。

金融取引に課税されれば、マネーの動きは鈍化するだろう。
だから現状通りの回転率で税収は計算できない。
しかし、マネーの暴走が縮小されれば、マネーに実体経済が振り回されることが緩和されるのだから、金融取引税は一石二鳥の筈である。

どうして税収というと、決まって消費税がクローズアップされるのか、課税ベースが遙かに広い金融取引に課税する話がどうして出ないのか、経済音痴の僕には、さっぱりわからない。

いや、本当はわかっている。

リアルの世界に生きている僕らは、バーチャルな世界を飛び交う金融資本の奴隷だ。

僕らが生きている現代は、金融奴隷制の時代だからだ。

* ランキングに参加しています *

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ

« 野田総理「命をかけて」消費税増税 | トップページ | 急転直下、和解へ »

ニュース」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/536116/54315944

この記事へのトラックバック一覧です: なぜ議論されない金融取引税:

« 野田総理「命をかけて」消費税増税 | トップページ | 急転直下、和解へ »

無料ブログはココログ
2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30