『週間ポスト』今週号はお薦め (ツイッター的)
かつてオイルショックのとき、石油不足が心配され、不安が渦巻いた中、テレビ各局は、いっせいに深夜放送を自粛して、石油消費量の削減に貢献した(と思う)。
今、テレビは電力不足をけたたましく言い立てながら、原発再稼働の後押しに躍起になっている。
ネット住民には当たり前になっているテレビ局の欺瞞がようやく現実世界に流出し、採り上げられた。
週刊ポスト今週号(6月1日号)は、
「野村総研が発表していた不都合な真実
効果はなんとエアコンの1.7倍 大メディアはなぜ報道しないのか
最大の節電は「テレビを消す」ことです」
と題する記事を掲載した。
読んではいないが、買ってみた。
きっと良い記事だろうと想像する。
本当に電力不足なら、オイルショックの時の例にならい、まず、昼中午後1時から4時までのテレビ放送を自粛すべきだ!
それだけで、ずいぶん節電効果が出るに違いない。
そういう話が全く出ないこと、テレビ局や大手新聞社の最大のスポンサーの一つが電力業界であるところに、今回の電力不足風説の、いかがわしさがある。
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