菅直人バッシングに反対する! 東京新聞を取ろうキャンペーン
小沢一郎を執拗な「政治とカネ」バッシングでたたき出した菅直人が、今度は、バッシングされている。
因果は巡り、いい気味だと言いたいが、「脱原発」を根絶やしにするためのバッシングであることが目に見えているために、世の中に「それでいいんですか」と問いたい。
「バッシングして排除するには、あまりにも損失が大きいのではないんですか。」
マチベンは、小沢一郎も嫌いだ、菅直人も、鼻持ちならない権力欲が、目に付きすぎて、嫌いだ。
しかし、マチベンは、少数派・異端派を含め、事実を公正に見たい。
メディアが、腐りきった今、平凡な弁護士である僕ですら、情報を公正に伝える努力をしなければならない時代となった。
以下、原発事故関係者にインタビュー取材した今年3月11日の中日新聞の記事を貼り付ける。
少しでも効率的に見ていただくために、傍線を引いた。
お許し頂きたい。
菅直人は、全電源喪失という、あの緊急事態の中、東電、専門家の全てが思考停止状態に陥った中、唯一、適確に判断しようとし、行動し、指示した人物だ。
彼がいなかったら、さらに大規模な爆発が発生したことは確実であり、日本は、壊滅的な打撃を受けていた。
菅が総理であったことは、日本の国にとって、僥倖だったのだ。
間違いなく、菅直人は、原発事故については、ヒーローである。
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マチベンは、暴力団対策法に関して、宮崎学の子分の尻馬に乗って、『敵と我々』という線引き問題は、絶えず他者を拡大再生産し、排除を繰り返すメカニズムであると主張した。
しかし、こうも見事な典型例が、起きるとは想像もしていなかった。
小沢一郎は、対米従属を緩和しようとし、市場原理主義経済をよしとしなかったから、排除された。
そして、菅直人は、脱原発派であることから、排除された。
橋下が脱原発的言辞を弄しながら、巧みに世論を幻惑する役割を割り振られていることも見えてきた。
常に「我々」という安全サイドにいるためには、どこかの大きな力に徹底的に従順である必要があるのである。
日本は、まさに全体主義へ向かっている。
オマケ
菅直人問題以外にも、この日の中日新聞のインタビュー記事は、おそらく他紙にはない視点から重要な事実を指摘している。
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