関西電力は卑劣なでっち上げによる脱原発運動の弾圧をやめよ
関西電力名古屋支店前における大飯原発再稼働反対行動の参加者に対して、愛知県東警察署が不当捜査を行っていることは11月16日に既報である。
本来的に出入り自由な普通のオフィスビルに警備員の了解を得て入っただけで、「建造物侵入」の容疑がかけられている。
こんなことをされては、日常生活も、いつしょっぴかれるか、怖くておちおち出かけることもできない。
さて、フタを開けたら、やっぱり公安筋の事件は仕組みが違う。
「被疑者2名は、共謀の上、『警備員の制止を振り切って』、ビルに侵入した」との容疑だった。
弁護団は何度も本人たちに確認している。
そんなことは、絶対にあり得ない。
完全なでっち上げである。
そもそも当時の模様は、関西電力の監視ビデオに映っているはずであるから、制止を振り切ったという客観的事実があれば、本人の事情聴取など必要ないはずだ。
公安筋の手口であれば、事情聴取をすっとばして、逮捕できたはずだ。
客観的証拠がないから、無理にでも「制止を振り切った」と言わせて、事件をでっち上げようとする。
原子力ムラのやることはどこまでも醜い。
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