今日の中日新聞
自民圧勝の選挙予想が氾濫する中、迎えた投票日は鬱な気分だった。
鬱だったので、「今日の憂鬱」を報告した。
自民党のTPP党議決定(ISD条項付のTPPには参加しないとしている。ISD条項抜きのTPPは絶対にあり得ない。したがって、自民党は絶対にTPPに参加しない)を楯に、自民党の圧勝を祝したのも、鬱から逃れる術だった。
その後、国民がバカではなくて、比例区で27.62%の支持しか得られない政党が61.3%の議席を占める選挙制度がおバカさんなのだと、気付いた。
自民党自体は、惨敗した09年総選挙の比例区獲得票より、219万票も減らしていることにも気づいた。
5割を大幅に超える投票が死票になる選挙制度は、一人一票が云々というレベルの問題ではない。
完全な機能不全である。
民意を反映しない選挙制度は、国民代表の名が泣く。憲法43条1項、41条、前文違反である(国民代表としての最低限の正統性を担保しない選挙制度は憲法違反であるという意味である)。
このバカ選挙制度を、比例区の定数を大幅に削減して、さらに大バカにしようとしているのが、バカ選挙制度で当選した議員たちだから、この国の政治は本当にどうかしている。
怒りを選挙制度に向けていたところ、中日新聞が今日の記事で、僕の感じた憂鬱に根拠がないわけではないことを伝えている。
やはり秋葉原の熱狂は尋常ではなかったのだ。
まだ、社会はこの熱狂と距離を置いている。
しかし、あの戦争の時代も、皆が熱狂した訳ではない。
最後まで熱狂から距離を置いていた人も少なからずいたし、逆に最初から熱狂していた人も多くはなかったに違いない。
時代の流れの中で、熱狂が、社会を飲み込んでいく。
そのことへの畏れは持ち続けなければならないやっかいな時代に我々は生きている。
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