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2013年2月23日 (土)

サラリーマン ソープ嬢と同じと 説く朝日

23日の朝日新聞。


シスターとスナックママがサラリーマンにアドバイスするといった内容のインタビュー記事を『耕論』欄で大きく掲載している。


お二人のお話には教えられるところは多い。


しかし、人生論をサラリーマン人生と結びつけて論じるのは如何なものか。
いやしくも公器を謳う報道機関がサラリーマンの置かれた境遇を人生論で解決することを論じるのは、おかしいと思わないのか。まして広く輿論を興す興論を意識したと思われる『耕論』である。


かつてはサラリーマンほど気楽なものはないと、自嘲気味に語られた時代があった。デスクが知らぬ訳はあるまい。
過労死が大きな社会問題となった時代に比べてすら、サラリーマンの生活はゆとりを失い、長時間過密労働が常態化している。
限りのない効率化の追求によって、仕事は細分化され、マニュアル化された結果、ホワイトカラーの労働もブルーカラー化している。働くことの喜びを得られる機会は確実に減っている。
果ては若者をすりつぶすユニクロやウェザーニュースなどのブラック企業が一流企業ともてはやされる。


人生論は、青い鳥を追うのはやめよ、そこに止まれ、そこで咲けと主張する。
かつて不登校児を無理やり登校させようとしたように、我慢して会社に行けという。


おかしいだろう。
新聞の役割は、なぜ豊かなはずの日本で、今、サラリーマンのために人生論を論じなければならないのか、なぜ人生論が流行らざるを得ないのかこそを問うべきだろう。
メディアの企業迎合的な態度が、ブラック企業をはびこらせ、大企業での退職強要部屋の横行を許しているのではないか。


インタビューで取り上げられたらスナックママは、辛そうに黙り込む客に自らの過去を語って慰めると言う。ソープ嬢を続けなければならなかった辛い過去だ。

パワハラもセクハラもあったけど、我慢して働いて、今は、いい人生だと思っている。あなたも逃げ出してはダメ。転職したからといって、いい会社がある訳ではないのよ。辛さを見せずに頑張って。辛くてもハラスメントに耐えれば、きっといい日が来るから。

『耕論』ではサラリーマン川柳も取り上げられている。


ここで一句。


サラリーマン
ソープ嬢と同じと
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追伸

25日付の朝日新聞は、大企業に横行している追い出し部屋を一面を使って、特集した。現代企業の暗部に迫る当然の記事だが、好企画と褒めてあげよう。しかし、この記事を組むために、事前にサラリーマンもどんなに辛くてもソープ嬢に比べればましじゃないの(それ自体、ソープ嬢に対する敬意を欠くように思うが)、とどまって頑張りなさいと解く企画を打たねばバランスが取れないという朝日新聞のデスク判断は、到底、いただけるものではない。

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