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2013年2月27日 (水)

TPPと自動車安全基準2 マスコミの大罪

一昨日のブログで、安倍総理が、オバマ大統領に対して、自動車安全・環境基準の国際標準化という日本の成長戦略を放棄するという大失態を演じたことに触れた。
TPPと自動車安全基準」(2月25日)


このことを覆い隠して、安倍首相をもてはやすマスコミに苦言を呈したばかりだ。朝日新聞至っては、「安倍首相の日米首脳会談 での対応を、『非常に高い評価をするべきだと思う。交渉能力は素晴らしい』」との経団連会長の発言を引用してまで安倍さんにゴマをすっている(2月25日)。


しかし、さすがにマスコミがここまで腐っているとは想像も出来ない出来事が起きていた。


マスコミは、この会談の直前に、TPPと自動車安全基準・環境基準に密接に関する重要なニュースを知りながら、このニュースも報じず、安倍首相が国家的な成長戦略を放棄したことを覆い隠していたのだ。
というか、お前は今頃知ったかと言われそうな話であるが、マチベンは、とことんお人好しで人を疑うことを知らないので、お許し頂きたい。


実は、2月上旬には、韓国では、韓国版エコカー補助金制度(低炭素車協力金制度)が、米韓FTAに反するということで、大幅に先送りされていたことが判明していたのだ。
低炭素自動車支援政策、韓米FTAがブレーキをかけた
(ハンギョレ新聞2月7日)


これを報じた日本の新聞は、多分、二紙しかない。


韓国の低炭素車 “米国ルール”で延期 「FTA違反」で強要
(日本農業新聞2月15日)


やや遅れて赤旗(2月23日)である。
韓国排ガス規制 “米の横やり”で先送り 


マスコミは、どこだってソウルに駐在員を置いている。
だから、安倍訪米の直前には、アメリカとのISD(投資家対国家紛争解決制度)が、エコカーの息の根を止める具体例を目の当たりにしていたのだ。
そして、交渉に入りもしないのに、国家戦略である自動車環境基準の国際標準化の放棄をするように釘をさされた事実にほおかむりして、TPP礼賛記事を書きまくって、安倍政権の支持率を上げるのにやっきになっている。


なお、日本農業新聞はソウル駐在員がいないようだし、発行までの時間もマスコミには敵わないと思われるのに、1週間で記事にしている。


赤旗はソウル駐在員がいると思われるが、2週間もかかったのはどうしてだろう。但し、赤旗は一面トップで大きく採り上げていたらしいことは褒めてあげる。


マスコミのデスクは、日本農業新聞にも赤旗にもちゃんと目を通している。
ついでに付け加えれば、日弁連執行部も。
にも拘わらず、売国政権の人気取りのために、極めて重要な事実をひた隠しに隠す。
今回の件は、地方紙すら、無視して通ろうとしているようだ。
地方紙も、比較的大きな社は、ソウル駐在員がいるのにだ。


好きでも嫌いでも、韓国はすでに「近くて近い国」である。
そして、アメリカとの関係では否が応でも運命共同体である。
その国で起きていることが、日本人には伝わらない。
何か空恐ろしいことがこの国では、起きている。

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追記

赤旗さんへ。

貴紙に対する私のエールを読んでいただけてますか?


今や、赤旗は日本で一、二を争う偉大なるメディアになりました。かの中日新聞ですらTPPには手が出せないのです。

仄聞するところによると、赤旗は、配達する人の高齢化が進んだ上、人手が足りず、配達限界集落はもちろんですが、配達限界都市すら生まれていると聞きます。拡大に勤しんでも配達する人がいなくては、赤旗の滅亡も遠くないかと思うと、気が気ではありません。


ここは、どうです。編集権を独立させて、共産党とは違う主張でも堂々と載せる一般紙へ脱却されては?


編集長や報道局長なら私、心当たりがありますので、どうぞご遠慮なさらず、ご連絡ください。


よいお返事を心よりお待ちしております(*^ー゚)bグッジョブ!!

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安倍首相は何故一気にTPP推進に走らざるを得なかったか  孫崎 享  投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 2 月 26 日 から転載します。 安倍首相は何故一気にTPP推進に走らざるを得なかったか ★孫崎享氏の視点ー(2013/02/26)★ :本音言いまっせー! 安倍首相は保守的政治家である。かつ米国との連携を極めて重視している。 米国との関係が良好であることを宣伝することが、安倍政権の命綱である。 安倍首相は当初、米国との関係が良好であることを宣伝することは 難しいことではないと考えてい... [続きを読む]

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