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2013年5月10日 (金)

死んでも阿呆ムラは治らない 『法の支配をすみずみ』教

崩壊大学院の擁護者の合い言葉は、「法の支配をすみずみまで」である。


法廷の前には、その日に法廷が開かれる事件の一覧表が掲示してある。
かつて圧倒的に多かった「不当利得返還請求事件」(サラ金過払金返還請求事件)はめっきり減った。
代わりに目に付くのが、「慰謝料請求事件」である。
これは自分の配偶者と不貞行為に及んだ第三者に慰謝料を請求する事件である。
「飼い犬に手を出した奴は許さん」訴訟ともいう。
この分野には、確かにこれまで法の支配がすみずみまで及んでいるとは言い難かった。
何より、学説では、第三者に慰謝料を請求するのはナンセンスとする説が圧倒的であるし、夫婦間の不仲の原因を第三者になすりつけるのはどうかという人生観を持った弁護士も多数いたのである。

しかし、事件がないのに、弁護士が増えた。
世に不貞行為は、掃いて捨てるほどある。
弁護士がたからない訳がない。
すでに、3年ほど前の判例専門誌で、岡山の裁判官が、当裁判所の事件の3大類型は、過払金請求事件、交通事故事件、そして不貞慰謝料請求事件だと書いていた。
弁護士を増やした効果は、現状では不貞行為の取締りに現れているようである。
探偵社も一緒になって不貞行為を食い物にしているので、不貞行為産業が成り立っているようだ。
しかし、結局、認められる金額が大した金額ではない上、手間暇もかかる。判決を取っても回収できないことも多い。
残念ながら、マニュアル通りにやれば、取りっぱぐれのなかった過払金請求とは市場規模があまりにも違う。


先日、NHKのラジオに出演していた日弁連執行部の弁護士は、「家庭内のもめ事を家庭内で解決してしまうという悪習が日本には残っている」として、どんどん弁護士を使うべきだと主張していたから、家庭内のもめ事にも、どんどん弁護士を介入させて「法の支配」を及ぼすべきだというのが彼らの世界観なのだろう。


需要がないのに、供給を増やした。
その反省もなく、とにかく需要を掘り起こそうというのが性懲りもない日弁連執行部の考え方なのだ。
阿呆は死んでも治らないのだ。

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