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2013年7月31日 (水)

TPPに反対する弁護士ネットワーク まずはスタート

TPPに反対する弁護士ネットワークは、呼びかけ人など10名が集まり、7月29日に東京で記者会見を開いた。

(詳細は、TPPに反対する弁護士ネットワークのHP

写真赤旗7月30日付から借用


一般紙も含めて、記者は26名も参加していた。
昨日、記事になったのが確認できたのは、今のところ、一般紙では、中日新聞と朝日新聞(とても小さく)だけではあったが、関心が小さくないことを確認できたのは成果だった。
僕なぞは、メディアに対する偏見まみれなので、どうせ来るのは赤旗と農業新聞と週間金曜日と岩上さんのところくらいだろうなぞと思っていたので、とても嬉しく思った。
質問も、意地悪なものではなく、ISDを知ろうとする誠実な質問が多く、どうせ出てきても、冷や水を浴びせるような質問だろうなどという僕の予想は外れた。
誠実に対応してくださった記者の方々にお礼を申し上げるとともに、今後もよろしくお願いしたい。
弁護士が果たすべき役割の大きさを改めて覚悟した次第である。


320名程度の賛同署名はまだまだ少ないことは十分にわかっている。
ただ、実質1週間程度の期間で、集める手段もネットだけだったので、限界があった。
まだ賛同は増え続けている。
弁護士の中で人権に敏感な人たちは利に疎く、経済問題に分類されるTPPはどうしても、関心から外れてしまうという傾向も顕著だ。
まずは、弁護士に広く知らせていく努力が求められている。
内容を知れば、弁護士の9割は、おそらく反対に傾くだろう。


記者会見当日は、午前中に初めて呼びかけ人の集まりを持った。
お互いメールだけの行き来で、名刺交換から始める間柄である。
正直、この間、牽引車になった川口創弁護士の独断専行を、僕が煽る形で進めており、意見交換する場もなかった。
他の弁護士の意向を十分に反映できずに当日になってしまったことに申し訳ない思いもあった。
しかし、議論は終始前向きだった。
みな危機感を抱えて、十分過ぎるほど待たされたという思いが強いのだ。
熱意は何物にもまさる力だ。
僕なぞは、敗北を前提にして、10年単位の抵抗運動を展望しているが、議論はTPPをどう止めるか、しかも年内妥結があり得る中で、という積極的で具体的なものだった。


仲間がいるということは本当に嬉しいことだ。
見知らぬ弁護士にも、TPP反対の切迫した思い抱える仲間がいる。
見当はずれな言葉なのかも知れないが、「朋あり遠方より来たる」というフレーズが口を突く。


情勢が容易でないことは、百も承知だ。
しかし、どういう曲折を経ようとも、僕には、この運動は、きっと、うまくいくという予感がある。

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