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2013年9月 7日 (土)

シリア情勢とG20(11ヶ国声明全文仮和訳練習)

NHKニュースWEB

G20閉幕 米ロ対立激化 9月7日 4時37分

ロシアのサンクトペテルブルクで開かれていたG20サミットは、日本時間の6日夜、閉幕しましたが、シリアへの軍事行動を巡って、アメリカとロシアが激しく対立する異例の展開となりました。

   

G20サミットは、日本時間の6日夜、2日目の討議を終え、首脳宣言を採択して閉幕しました。
サミットでは、シリアで化学兵器が使われたとされる問題で、アメリカが検討しているアサド政権への軍事行動についても、意見が交わされました。
議長国ロシアのプーチン大統領は、サミット閉幕後の記者会見で、アメリカの軍事行動にフランスやトルコなど6か国の首脳が支持したのに対して、反対はロシアや中国、インドなど8か国の首脳に国連の事務総長も加わったとしてロシアに同調する意見が多かったと強調しました。
これに対して、アメリカのオバマ大統領は、G20サミットに出席した日本やフランスそれに韓国など10か国の首脳とともにアサド政権が化学兵器を使用したのは明らかだとして国際的な強い対応を求める共同声明を発表しました。
オバマ大統領は、記者会見で、「G20参加国の大半は、アサド政権が責任を負わなければならないというアメリカの決定に同調している」と述べ、アメリカの立場にこそ理解が広がっていると反論しました。
G20サミットは、本来、各国の首脳が世界経済の課題を議論する場ですが、シリアへの軍事行動を巡って、アメリカとロシアが激しく対立する異例の展開となりました。

   

 

      

英首相はロシアを批判

      

G20サミットのあと記者会見したイギリスのキャメロン首相は、アメリカが進めようとしているシリアへの軍事行動について「国連安全保 障理事会の決議に委ねれば、われわれの外交政策や倫理観を、拒否権を行使するであろうロシアに譲り渡すことになる。これは誤ったアプローチだ」と述べ、安 保理で拒否権を持つロシアを名指しで批判しました。
そのうえでキャメロン首相は、「これは人道的な危機に対して行動するものであり、その場合は、安保理決議がなくても行動することはあり得る」と述べ、安保理の決議を得ないまま軍事行動の準備を進めるアメリカの立場を支持する考えを示しました。
ただイギリスでは議会が軍事行動への参加を否決していることから、キャメロン首相は「イギリスはいかなる軍事行動にも参加するつもりはない」と述べて、人道的な支援に集中する考えを示しました。

   

 

      

仏「米議会と国連の報告待つ」

      

アメリカによる軍事行動への参加を検討するフランスのオランド大統領は、G20サミットのあと記者会見し、「アメリカ議会の結論とシリ アの化学兵器使用疑惑についての国連調査団の報告を待つ」と述べ、国連の調査結果も踏まえて軍事行動への参加を判断するという姿勢を示しました。
オランド大統領はこれまでアメリカ議会の採決の行方を見極めて軍事行動への参加を判断するとしていましたが、新たに国連の調査結果も踏まえて判断するというより慎重な姿勢を示した形です。
一方で「フランスは、化学兵器を使用したものを罰することなく、放置しておくことはできない。軍事行動は政治的な解決を促すことにもつながる」と述べ、シリアのアサド政権に対し、軍事行動に踏み切る必要性を改めて強調しました。
また、オランド大統領はアメリカのオバマ大統領から早ければ来週半ばに、アメリカの議会でシリアの軍事行動を承認するかどうかの採決が行われると伝えられたことを明らかにしました。

   

 

      

独「政治的な措置を」

      

ドイツのメルケル首相はG20サミットのあと記者会見し、アメリカが検討しているシリアへの軍事行動について「政治的な措置が必要だ。 ドイツは政治的な解決に向けて引き続き取り組んでいく」と述べて、シリアの内戦を終わらせるには軍事行動よりも政治的な解決が望ましいという考えを強調し ました。
G20サミット閉幕後、アメリカや日本それにフランスなど11か国の首脳はアサド政権の化学兵器の使用を非難し、国際的な強い対応を求める共同声明を発表しましたが、ドイツはこの声明に名を連ねていません。

   

 

      

日本政府は同盟国アメリカに配慮か

      

日本政府は、シリア情勢を巡って、アサド政権を強く批判していますが、化学兵器をアサド政権側が使用したかどうかについては、事実関係を慎重に見極める姿勢を取ってきました。
今回、化学兵器の使用をアサド政権によるものと断定し、強く非難した共同声明に日本も加わったことについて、政府関係者は、「アメリカがイニシアチブを発揮したのは間違いない」と述べており、アメリカ側の強い働きかけがあったことを明らかにしました。
シリアへの軍事行動を巡って国際社会の意見が割れるなか、日本政府として、苦しい立場に置かれている同盟国アメリカに配慮したのではないかという見方も出ています。

11ヶ国声明英文和訳練習(^^ゞ

11ヶ国共同声明(原文) 

オーストラリア、カナダ、フランス、イタリア、日本、韓国、サウジアラビア、スペイン、トルコ、英国及び米国の首脳・代表はG20のロシア、サンクトペテルブルクで行われた会合中に次の声明を発表した。


化学兵器の使用に対する国際的な規範は、長年にわたる普遍的なものである。化学兵器の使用はいかなる場所で行われても、あらゆる場所の人々の安全性を侵害する。放置すれば、これらの兵器の更なる使用と拡散のリスクを増大させる。

われわれは、非常に多くの男性、女性、子供の命を奪った8月21日にダマスカスの郊外の恐るべき化学兵器の攻撃を最も強い言葉で非難する。証拠は明らかにこの攻撃が、政権による化学兵器の射撃分布図の一部であり、シリア政府に責任があることを示している。

我々は、この重大な国際法と良心の蹂躙に対して、この種の残虐行為は決して繰り返されてはならないとの明確なメッセージを発する強い国際的対応を求める。これらの犯罪を犯した者は責任を負わなければならない。


署 名国は、国際的な対応を指導すべく与えられた安全保障理事会の責任を踏まえ、強い安保理決議を支持してきたが、理事会は、2年半もの間、麻痺したまま推移 した事を確認する。もはや世界は、シリアの犠牲と地域の不安定を増大させるだけの、果てしない失敗の過程に終止符を打つべきである。われわれは、合衆国そ の他の国々の化学兵器の使用禁止の強化のための取組を支持する。



われわれは、国連を通じたものを含め、シリアによる化学兵器の備蓄による永続的な安全保障上の課題に対する取組に対し、長期的な国際的努力を支持し続け、関与する。署名国は、また、国連調査団が可能な限り速やかに結果を示し、理事会が対応した行動をとることを求める。


わ れわれは、シリアの全ての側面における全ての人権侵害を最大限の言葉で非難する。10万人以上の人々がすでに紛争で殺され、200万人以上の人々が難民と なり、およそ500万人が国内難民となった。シリア紛争が軍事的解決を持たないことを認識し、われわれは平和的政治的な解決のために2012年ジュネーブ・コミュニケの全面実施を通じた、平和的政治的な解決を見いだすためわれわれが関与することを改めて主張する。我々は、統一し、包括的かつ民主的なシリアにつながる政治的解決に取り組む。


わ れわれは、最近の合衆国とICRCの人道支援のための訴えに寛大に貢献し、シリアの人道的ニーズの増大及び隣接諸国の衝撃に対する支援を提供し続ける。わ れわれはG20の間、提供国の会合において、申出があった貢献を歓迎する。われわれは全ての加盟国に対して、人道活動に対し、ニーズへのアクセスが安全で 妨害されないよう許可することを求める。

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米国の取組を支持するとしながら、平和的政治的解決を強調し、軍事的解決はないとして、ジュネーブ・コミュニケの実施を求めている。
化学兵器が政府軍によって行われたという断定をすることに全力を注いだ印象。

米国が世界を巻き込む武力行使の口実とした事実は、いつもウソだった。

・ベトナム戦争(トンキン湾の北ベトナム軍の先制攻撃)
・湾岸戦争(イラク兵によるクウェート新生児の虐殺)
・アフガン戦争(9.11の周到な発破が仕掛けられたビル解体)
・イラク戦争(大量破壊兵器)


詳細なブログ発見(但し、今年2月から更新されていない)。
イスラエル、アメリカ、ロシアの関与は、相当深い。
これだけ入り組むと、事態を理解するのは容易ではありません。
日々の感想


これほど入り組んだ情勢に米軍が介入したら、それこそとんでもない事態になることだけは、わかります。

軍事介入だけは、やめましょう。

11ヶ国共同声明(原文) 

The Leaders and Representatives of Australia, Canada, France, Italy, Japan, Republic of Korea, Saudi Arabia, Spain, Turkey, the United Kingdom and the United States of America made the following statement on the margins of the Group of 20 Nations Leaders' Meeting in Saint Petersburg, Russia:

The international norm against the use of chemical weapons is longstanding and universal. The use of chemical weapons anywhere diminishes the security of people everywhere. Left unchallenged, it increases the risk of further use and proliferation of these weapons.

We condemn in the strongest terms the horrific chemical weapons attack in the suburbs of Damascus on August 21st that claimed the lives of so many men, women and children. The evidence clearly points to the Syrian government being responsible for the attack, which is part of a pattern of chemical weapons use by the regime.

We call for a strong international response to this grave violation of the world’s rules and conscience that will send a clear message that this kind of atrocity can never be repeated. Those who perpetrated these crimes must be held accountable.

Signatories have consistently supported a strong U.N. Security Council Resolution, given the Security Council's responsibilities to lead the international response, but recognize that the Council remains paralyzed as it has been for two and a half years. The world cannot wait for endless failed processes that can only lead to increased suffering in Syria and regional instability. We support efforts undertaken by the United States and other countries to reinforce the prohibition on the use of chemical weapons.

We commit to supporting longer term international efforts, including through the United Nations, to address the enduring security challenge posed by Syria’s chemical weapons stockpiles. Signatories have also called for the UN fact finding mission to present its results as soon as possible, and for the Security Council to act accordingly.

We condemn in the strongest terms all human rights violations in Syria on all sides. More than 100,000 people have been killed in the conflict, more than 2 million people have become refugees, and approximately 5 million are internally displaced. Recognizing that Syria’s conflict has no military solution, we reaffirm our commitment to seek a peaceful political settlement through full implementation of the 2012 Geneva Communique. We are committed to a political solution which will result in a united, inclusive and democratic Syria.

We have contributed generously to the latest United Nations (UN) and ICRC appeals for humanitarian assistance and will continue to provide support to address the growing humanitarian needs in Syria and their impact on regional countries. We welcome the contributions announced at the meeting of donor countries on the margins of the G-20.  We call upon all parties to allow humanitarian actors safe and unhindered access to those in need. 

European signatories will continue to engage in promoting a common European position.

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米国の取組を支持するとしながら、平和的政治的解決を強調し、軍事的解決はないとして、ジュネーブ・コミュニケの実施を求めている。
化学兵器が政府軍によって行われたという断定をすることに全力を注いだ印象。

米国が世界を巻き込む武力行使の口実とした事実は、いつもウソだった。

・ベトナム戦争(トンキン湾の北ベトナム軍の先制攻撃)
・湾岸戦争(イラク兵によるクウェート新生児の虐殺)
・アフガン戦争(9.11の周到な発破が仕掛けられたビル解体)
・イラク戦争(大量破壊兵器)


詳細なブログ発見(但し、今年2月から更新されていない)。
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これほど入り組んだ情勢に米軍が介入したら、それこそとんでもない事態になることだけは、わかります。

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