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2013年9月 7日 (土)

一気に進むのか、農薬規制緩和 TPPを先取りして

TPPを先取りする動きが、あらゆる分野で進行している。


たまたま内閣府のホームページを見たところ、食品安全関係のパブリックコメントの募集4件掲示されていた。
9月3日付で、4種類の農薬(エトキシキン、フルオルイミド、フェノキサスルホン、エトキシスルフロン)について、食品安全委員会がパブリックコメントを求めている。

以前から注意していたわけではないので、たまたま4件あるというだけのことなのかもしれない。
しかし、直感的には、残留農薬基準の緩和が、まさにTPPや日米FTAの焦点の一つであることから、先取りではないかと感じる。


TPPも日米FTAも署名された訳でもなく、まして批准された訳でもない。
米国議会の状況も、交渉参加国の状況もまだ流動的だ。


しかし、密かに既成事実が進んでいく。
まるで、この国が誰かに乗っ取られてしまったように。

誤解があれば、ご指摘いただきますように。

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追記 公開してしまったので、撤回はしないが、農薬基準緩和の動きは、2010年頃からあるようだ。
第403回食品安全委員会(2011(平成23)年10月13日)などは極めて多数の農薬が議題にのぼっている。


なお食品安全委員会開催実績を参照すると、TPPに関わりなく、リスク評価に付される農薬や食品添加物、遺伝子組み換え食品等が、激増している様子が見受けられる。
これほど審査件数が増えていくと、勢いルーティン審査になっていくのも止む得まい。
すでに食の安全は、脅かされている。


食品添加物等の認可までの期間が長すぎることを対日要求では常に問題にされつづけてきた経過もある。
TPP、日米FTAは、
コーデックス委員会が承認したものは無条件認可とか、想像を超える異次元のものになるのかもしれない。


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