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2013年11月16日 (土)

例によって大本営状態なので

米下院議員、とくに与党民主党の大半の議員がオバマのTPP交渉にストップをかけたというニュースは、トップニュースでもおかしくないが、マスコミは、例によって無視すればすむと考えているようだ。


仕方がないので、ニュースソースのURLを貼り付けておく。


民主党 Rosa DeLauro下院議員のサイト 151名


民主党歳入委員会のサイト 12名


共和党 Walter Jones下院議員のサイト 22名

共和党穏健派?のサイト? 6名


無権代理人のオバマは議会に交渉権限を与えるように求めているが、これらの書簡はいずれもオバマの求める交渉権限に反対を明確にしている。


日銀の紙幣印刷権限に対する制限(『為替操作の禁止』と呼ばれる)なしでは、賛成しないという魂胆でもあるが、シリア攻撃に現れた議会と大統領の溝がここにも現れた。
民意とアメリカ政府を支配しているグローバル企業との乖離と言ってもよいであろう。
軍事覇権、経済覇権と続くこの失態は、かつてのソ連崩壊を思い起こさせる。
冷静崩壊の再終幕が始まったように見える。
ソ連崩壊に比べれば緩慢かもしれないが、確実に米国は凋落していく。

沈み行く帝国…。
“JAPAN is BACK”と叫ぶ首相に引きずられ、進んで食い尽くされる日本。


しかし、逆に言えば、日本国民が踏ん張れば、グローバル企業支配の地球というかれらの野望は見果てぬ夢で終わる可能性も出てきたように見える。


マスコミにとっては、特定秘密法ができた方が、報道できない言い訳ができていいのではないかと考えてしまう事態ではある。
それにしても、日本農業新聞にも赤旗にも11月16日20時27分現在、関連する報道がないように見えるのは途惑うばかりである。

ここまでしても、報道しないのだろうなあ ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…

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