今さら聞けないISD わかりやすいISD条項資料をプレゼント 本当はみんな知らないISD
この間、ほとんどの弁護士が、ISD条項を知らないという事態に少し驚かされた機会があった。
マスコミはTPPを一貫して農業対その他の産業という対立構図で問題を伝えるし、国民に知られる前にISD条項の問題はすでに決着済みみたいに報じられている。
これでは何年経とうが、ISD条項の問題性を知る機会はないと言えるだろう。
TPPは、秘密保護法と同等か、それ以上に深刻な問題を提起するものなのに、ほとんど国民には実態が伝わらないまま、あまりにも密室でことが運びすぎている。
ISD条項について、これまででどうも一番わかりやすいという評判はプレイボーイ9月23日号(9月9日発売)に掲載された『ISD条項+“強欲資本主義が日本を壊す』の特集記事のようだ。
で、もう販売妨害にもならないと思うので、僕が主として取材を受けたこの記事のPDF版を次にアップしておこう。
以下のリンクからダウンロードしてくださいな。
僕は、取材に対して、いつも決して大げさにも、不正確にも答えていません。
話が大げさに聞こえるとすれば、それは、密室で進んでいることが、普通に考えて、国民の立場では、ISD条項が、とんでもない代物だからです。
この頃より、僕の認識はさらに進んでいますが、とてもわかりやすいという評判なので、マチベンからのクリスマスプレゼントとするのだ。
このブログの読者には物足りない内容だと思うけれど、身近な人に教えてあげるといいのだ。
この記事が掲載された号の表紙はこれ。
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