昨日の中日新聞『特報』 戦前の言論弾圧法制の歴史
運動は、走りながらするものだと、先輩から教えられた。
考えてからするものじゃない、おかしいと思ったら声を上げよ、理屈は後から付いてくる。
不正義を見逃すな、まず動け、動きながら考えろと教えられた。
ずいぶん無茶なことを言うと思ったが、今では、自分もそれなりにさまになってきたと、思わなくもない。
走りながら、考えよと言っても、とりあえずのところ、秘密保護法は、成立した。
施行させないために廃止を求める運動をするにしても、ここらで少し考えて見るのもよいだろう。
という意味だと思うが、昨日の中日新聞の特報は、戦前の言論弾圧の歴史を弾圧法制と、歴史を絡めながら、紹介してくれている。
短い時間で簡単に言論弾圧の見取り図を得るには有益だと思うので、ご紹介する次第である。
広告を見れば、ほとんどの週刊誌が、恰も秘密保護法の制定がなかったような見出しが並んでいる。
つまりは、秘密保護法の制定自体が秘密であるかのような、秘密保護法の先取りモードである。
「特報」が最後に紹介する「茶色の朝」は、目立つことはしないようにと、こざかしく保身を図っても、結局、弾圧される、そんなことなら、あのとき抵抗すべきだったと、今の僕たちに、訴えている。
さあ、みんなで、叫んでみよう、
秘密保護法なんて怖くない、
秘密保護法なんて無効だ、と。
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