そして全てが日本会議になる オールジャパン体制の確立
秘密保護法の運用基準が決定された14日の翌日、国会には16日発売予定の週刊新潮が出回り、以来小渕経産相の政治資金問題一色になった。
何やら政府首脳のコメントも冷たいと思っていたら、小渕氏は日本会議に入っていない。
9月の改造内閣メンバー19人中15人が国民会議に所属。
国民会議のメンバーでないのは太田国交相、西川農相、小渕経産相、松島法相。太田氏は公明党、西川農相は「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の会メンバー。残るのは小渕氏と松島氏。
いずれ小渕氏は辞任必至の形勢。
「団扇のようなもの」を追究される松島氏は日本会議に入るかどうかで風当たりが変わる気配か。
毛並みのよろしい旧保守本流は退場いただくシナリオでのサラブレッドの閣僚抜擢だったようでもある。
宿敵朝日新聞を見事に成敗し、非日本会議系議員の影響力を奪い、安倍政権は怒涛の勢い、順風満帆である。
かくして国会はまたしても政治とカネに振り回されて、秘密保護法の施行を迎える。
オール日本会議内閣誕生と秘密保護法がセットで対米隷従の「富国(TPP)強兵」へ邁進とは何ともお後がよろしいようで。
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