無料ブログはココログ

« 危機にあるのか? エクアドルの反新自由主義 | トップページ | 逆転する論理  第三国に対する攻撃発生で有事法制発動か »

2014年10月25日 (土)

転載 『いま語らねばならない戦前史の真相』著者・孫崎 享×鈴木邦男

引き続き転載情報。
10月25日付で孫崎享氏と鈴木邦男氏の対談「『いま語らねばならない戦前史の真相』(現代書館)が発売された。

孫崎チャンネル(10月25日)に鈴木邦男氏による後書きが掲載されているので、抜粋しておく。


   ・・・・・・

    なぜ、勝てる見込みのまったくない戦争を始めたのか? 

    日露戦争に勝って驕り高ぶり、アメリカと戦っても勝つと思っていたのか? 

    日本は神国で、イザとなったら神風が吹くと思っていたのか? 

    しかし、冷静で頭のいい人たちがたくさんいたはずだ。政治家にも外交官にも軍人にも。優秀なリアリストたちが、なぜ軽々と自滅への道を踏み出したのか? 

    いや、彼らだけの責任ではない。「国を護るために戦争をやるべし」とマスコミも国民も叫び、その熱狂・興奮が政治家や軍人たちの背中を押した。それはかえって「国を護ること」にはならないと国民を説得するべきではなかったのか? 

    でもできなかった。「冷静な愛国心」は、興奮した「狂気の愛国心」の前には無力だったのだ。同じ構図がいま、繰り返されようとしている。時間がない。それで急遽、孫崎さんと会い、僕の疑問、不安をすべてぶつけて訊いた。

    ・・・・・・・・

    異分子・異文化をも引き受 けて話をする。これこそが日本精神なのかも知れない。日本は古来から中国・朝鮮、そして近代では欧米の文化を取り入れてきた。無制限なまでに寛大な国だ。 それがいま、排外主義のデモがおこなわれ、「自分の国だけが正しい」と妄信する人が急増した。それは「愛国」ではない。日本主義でもない。では日本とは何 か? 日本人とは何か? 二人の対談はそこから始まった。

    危険を冒して対談の場をつくってくれた現代書館、そして孫崎さんには感謝の気持ちでいっぱいだ。それに応えようと必死に頑張ったつもりだ。それに僕には秘かに確信があった。これは凄い本になる、凄い化学反応が起きると思っていた。

    ・・・・・・・・

    日本の歴史の素晴らしい面 だけでなく、暗い面も反省すべき面も直視し、そのうえで「愛おしい」と思い、抱きしめるのが本当の愛国心だと思っている。だが、それにしても無謀な戦争に 突入する日本は、何と愚かだったことか。そのくせ集団狂気に陥り……、と思っていた。憂国というよりも自虐的・反日的な気分になっていた。それが、孫崎さ んと話して変わった。情報のない時代にもかかわらず、きちんと世界を理解し、闘った人たちがいた。国民に誤解され、「反日」と罵られながらも国のために 闘った人たちがいた。本当に勇気のある人たちだ。

    また、単なる野蛮なテロと しか思われていなかった「攘夷」の数々の事件、でもそれがあったからこそ開国ができた。外国からも一目置かれる日本になったのだと言う。驚いた。自分の中 のすべての細胞が生まれ変わったようだ。化学反応は自分の中で一番大きかった。自分は新生した。そう痛感した。この本は多くの人に読んでもらいたい。日本 や日本人、そして世界に対する見方が変わる。確実に変わる。

* ランキングに参加しています *
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

« 危機にあるのか? エクアドルの反新自由主義 | トップページ | 逆転する論理  第三国に対する攻撃発生で有事法制発動か »

トラックバック

» 自衛隊に個人情報が漏れている! [インターネット政党 「ネット des 新党 」 のブログ]
 少し古い話になるが、10月6日の東京新聞の一面は極めて重大な記事である。  どうやら自衛隊をめぐり、裏でとんでもないことがなされているようなのだ。  事の発端は安倍内閣が集団的自衛権を閣議決定した7月、高校三年生の自宅に自衛隊から自衛官募集のDMが一斉...... [続きを読む]

« 危機にあるのか? エクアドルの反新自由主義 | トップページ | 逆転する論理  第三国に対する攻撃発生で有事法制発動か »

2021年2月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28