GPIF早くも弾切れ さらに郵貯マネーつぎ込むのか
下記記事によると、『株価バブル』を維持するために投入を予定された年金資産の大半がすでに昨年12月に、国債から株式市場につぎ込まれた模様です。
基本ポートフォリオ(年金資産構成割合の基準)まで株につぎ込んだら、株価操作も限界に達してしまうのではないかと心配です。
でも、安心してください。
当然、株価が命の安倍政権は、次の手を打ってくれるに違いありません。
GPIFが持つ全ての国債を日銀に買ってもらって株式に買い換えることもできます。
郵貯マネーを総動員して株価を買い支えることもできます。
株価オペレーションが限界に達したとき、一気に株価が下落などというのは無知な素人の考えです。
あれほど証券に詳しい人たちが、それがいい、それがいい、と言ってくださっていたGPIF改革です。
これだけ短期間に基本ポートフォリアに達したと言うことは、『信託銀行』は、受託した年金基金で、どんどん株を買い増ししているということですが、『信託銀行』の関連会社が、その分の株を高値で売り抜けているなんてことは、絶対にありませんから、ご安心ください。
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驚きのGPIF資産残高構成。もう、玉切れで
株高・円安の流れが変わる可能性も…
2015年04月02日(木)東京時間 13:26
■GPIFなど公的年金の動向に驚いた!?
口最後に、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)など公的年金の動向です。
口2014年12月末のGPIFの資産残高構成を見て、私は正直、驚きました。10~12月の間に国内債を約6.5%減らして、国内株や外国株、外国債券の比率をその分、増やしているという事実が発覚しました。
口これで国内債の比率は、43.13%。目標の35%まで、残り8%となっています。
【参考記事】
●金融市場に衝撃が走った3つの要因とは?ドル/円は年内に120円まで上昇の可能性(2014年11月6日、今井雅人)
口仮に、2015年の1~3月に同じ程度の入れ替えが行われているとすれば、もうほとんど玉は残っていないということになります。
■GPIFなど公的年金玉切れ? 株高・円安の流れは変わるか
口これまで、GPIFなどの公的年金による投資によって、株高・円安が演出されてきたのは、みなさんもよく知る事実です。
(出所:株マップ.com)
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 週足)
口それが玉切れになるということになれば、流れが大きく変わる可能性も否定できません。
口郵貯マネーが、株などへの投資を拡大するということをもって、まだまだ株買い・円売りは続くという見方もありますが、ここまで伸びた相場を追いかけるようなことを郵貯がするのかという疑問もあります。
口この点に関しては、もう少し調査が必要となってくるでしょう。
口以上、当コラムで述べたようなポイントに、よく目を凝らして、今後の動向を見極めていきたいと思います。それまでは、レンジ相場が続きそうです。
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