空き家だけじゃないぞ インフラ腐朽
空き家対策がマスコミで騒がれている。
問題は空き家だけではないだろう。
4月12日、山手線が9時間ストップ。
同月29日、東北新幹線がパンタグラフ事故で4時間以上ストップ。
5月22日にはJR九州で危うく正面衝突寸前の事故。
大惨事寸前の事故が多発している。
示し合わせるかのように、マスコミは瞬間早業続報遮断術を発動。
数年前ならもっと真剣に議論されたはずの事故が、あたかもなかったような扱いである。
昨日、東京からの帰途、新幹線のテロップに「高山線 上麻生駅と下麻生駅の間で路線点検のため運転見合わせ中」とにわかに事態を理解しがたいアナウンスが流れていた。そういえば高山線はよく揺れるなあと思い起こした。
しばらく前にあれほど騒がれた水道菅の途方もない老朽化問題はまるで解決したかのようにサッパリと忘れられている。
これも汚染水と同じで完全にブロックされ、アンダーコントロールされたのだろう。まこと目出度い限りである(おつむの中が)。
やれオリンピックだリニア新幹線だとかカジノ資本主義を支えるための刹那の宴に浮かれている内に足下が危うくなっている気がしてならない。
戦争中毒の総理をよく日本国民は支持していると感心するが、まともな神経を取り戻さないと、この国は10年どころかオリンピックまで持たないのではないかと、突き放した諦めに似た心情にとらわれかねない昨今ではある。
重大事故に至らないアクシデントをインシデントと言ったよなと調べてみれば、インシデントには事変や軍事衝突との意味もあるそうな。
南シナ海゙border incident゙=南シナ海事変=南シナ海軍事衝突
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