【速報】大臣は気楽な商売 議員に対する「テキスト」開示撤回 西村副大臣のあきれる軽さ
(・_・)エッ....?
TPP条文案、開示方針を撤回=米と同じ対応困難―西村内閣府副大臣
(時事通信) 5月8日(金) 10:49:00【ロサンゼルス時事】西村康稔内閣府副大臣は7日、米ロサンゼルス市内で記者会見し、交渉が最終局面に入った環太平洋連携協定(TPP)の条文案を国会議員に開示したいとの先の発言を撤回した。
西村氏は4日、ワシントンでの会見で、米通商代表部(USTR)が守秘義務を負った連邦議会議員にTPP条文案を開示していることを引き合いに、日本でも近く国会議員に条文案を開示する意向を表明。国会と調整する方針を示した。
西村氏は7日、「日米では(議員の守秘義務などで)制度上の違いがあり、同様の対応はできない」と釈明。その上で「(4日の会見での)伝え方が悪 かったということで反省している」と述べた。一方で、「情報開示についてはどのような対応ができるか引き続き検討したい」と強調した。
西村氏が独断で打ち出した妥結前の条文案開示方針に対し、日本では米国のような厳しい守秘義務が担保できないことなどから政府内で反対意見が強まり、発言を撤回したとみられる。
なんという軽さ。
マスコミは、20年前だろうが、30年前だろうが、誤報があれば、徹底してバッシングして、訂正だけではすまずに、紙面を大幅に割いて謝罪し、その上、靴の裏を舐めなければならない。
それを囃して、やんやの喝采をしていたはずの政府の、副大臣は、「反省してます」と一言言えば、TPPの「テキスト」を国会議員に閲覧させると言った、重大な発言をいとも簡単に撤回できる。
まさか、西村副大臣の思いつきで、テキスト閲覧発言が出たはずがない。
最低限の政府要人の間でコンセンサスがあったから、そのような重大発言ができたのである。
で、政府要人には、安倍晋三訪米中に、国会議員に「テキスト」を見せるべき時期が来たと思わせる、重大な出来事があったことは間違いがない。
記事は、政府内から反対意見が強まったと観測しているが、根拠は示されていない。
反対意見の出所は、どうせ米国政府内→外務省ではないのか。
『永遠の忠犬ぽち』宣言の国のくせに、民主主義帝国のまねをする分際ではない、と。
さて、舐められ切った、野党は、西村副大臣=政府のこの軽さを厳しく追及するだろうか??
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