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2016年11月 4日 (金)

南スーダンPKO兵員構成について

南スーダンPKOは、ソマリアPKOと並ぶ史上、最悪のPKOになりつつあるように見える。
今回は、自衛隊が派遣されているにも拘わらず、何だかどこまでも遠い話に感じてしまう。
PKOに関しては、国際貢献とか、国際的な責任を果たすとか尤もらしい理屈が、いつも持ち出されるので、南スーダンPKOの兵員数を調べてみた。


日本語のサイトには、兵員数を示すデータがないので、国連の平和維持活動のサイトによった。
同サイトでは、各PKO別の構成国の最新データはなく、2015年12月現在の各国別の各PKOへの派遣数のリストがあったので、これを数えて一覧表にしてみた。

Minamisudan

地域の平和に直結する問題であることから、まず周辺国の軍が派遣される。
途上国は、国連から支給される手当が自国軍の給与よりはるかに高額であるところから、外貨稼ぎのために派遣している。兵士の輸出である。


欧米の国の名前もあるが、十数名以下であり、司令部要員である。
しかも7月の軍事衝突に際して、引き上げた国も相当数あるはずだ。

かくして先進国で兵士を送っているのは、日本と韓国だけということになる。
東アジアでは、中国が1000人を越す人員を派遣しているのが突出している。
いずれにしろ金目当てだろう。
国際的責任などという美名にとらわれる必要は毛頭ない。

宿営地の共同防衛ということになれば、中国軍とか韓国軍と共同することになるのだろう。
国内の両国に対する風当たりからすると、何とも皮肉である。
なお、自衛隊は350名が派遣されている筈だが、国連では273名となっている。
国連から手当が支給される人数なのか、もっぱら宿営地の運営に当たる兵員が除外されているからなのか、そこのところは不明である。



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このインタビュー記事は本当に読み応えがある。
インタビュー記事を読み解くための解説が、また必要になるほど分厚いインタビューになっている。
先々、読み返してみたくなるかも知れないので、保存されることをお勧めしたい。
一流のインタビュアーでなければ、一流の学者の知見は引き出せないのだろう。
「またお会いできてよかったです。いい仕事をなさいますね。TPPに対する勝利をお祝いできますよ」
とのケルシー教授の最後の一言が、際だって優れたインタビューだったことを物語っている。

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