TPP本会議採決は狂気の沙汰だ 与党は正気に戻れ
朝日新聞
「TPPは死んだ」 米専門家、トランプ新大統領に懸念
聞き手・五十嵐大介2016年11月9日18時35分
米ピーターソン国際経済研究所のゲリー・ハフバウワー氏
トランプ米大統領は、世界経済にどんな影響を与えるのか。米有力シンクタンク「ピーターソン国際経済研究所」のゲリー・ハフバウワー氏に聞いた。
◇
トランプ氏は大統領就任後、約5千ページとされるTPPの合意文書を文字通り引きちぎるようなことをするだろう。少なくとも米国が参加し続けるかという意味において、トランプ政権下で「TPPは死んだ」と言っていい。
トランプに投票した米国人をバカ呼ばわりするマスコミもあったが、とにかくグローバリズムは大きな曲がり角にある。
TPPから脱退するという大統領が当選した翌日に、TPPの国会承認を進める日本こそ大バカ者である。
正気を戻せ。
本日の国会承認は絶対にあってはならない。
TPP、10日衆院通過 与党、採決強行へ」((共同通信)???? 「撃ち方やめー!」でしょ。安倍首相にトランプと全面対決するガッツはないでしょ。トランプTPPに明確に反対。ガッツないまま、情勢認識しないまま、惰性のまま、強行採決するんか知らん。馬鹿だねー。自公の先生方は。
— 孫崎 享 (@magosaki_ukeru) 2016年11月9日
TPP強固に反対表明のトランプ氏当選の中、自公はTPP強行採決しようとするのか。二階幹事長、「我々の方から慌てて何かをする事はなく、既定方針通りだ」喧嘩売るようなものだと、自公は認識しているのか。最低限本日の採決中止すべし無料1時間 https://t.co/YL3VMQpviX
— 孫崎 享 (@magosaki_ukeru) 2016年11月9日
たまには、ドジョウ改め“蓮根”もまともなことを言う
↓
野田「大統領選挙までにやりたいというのが、政府与党側の思いだった。~アメリカのお尻を叩く意味があったんでしょ?全くもう意味がないんじゃないですか?それで強行採決という茶番をやるなら、世界の笑いものになると私は思いますよ、そこまで覚悟してやるのか」
— buu (@buu34) 2016年11月9日
山井和則民進党国体委員長
https://t.co/pEJbFYPYBX
山井「トランプ新大統領が決まった翌日にTPPを日本の国会が強行採決するというのは、一歩間違うと、米新政権に対して日本は敵対する行動をとるのではないのかというような、誤ったメッセージを与えることになりかねない、そういう心配さえある。— buu (@buu34) 2016年11月9日
穀田「お二方(議運委員長、議長)が、その、自らの言動を守ろうと思ったら、明日の採決などありえない。~新大統領は撤退と言っている。その大統領が生まれた時に採決などおかしいと」
— buu (@buu34) 2016年11月9日
ロイターWorld | 2016年 11月 10日 10:02 JST 関連トピックス: トップニュースTPP法案の採決、新米大統領の就任後に=上院院内総務[ワシントン 9日 ロイター] - マコネル米上院院内総務(共和党)は9日、環太平洋連携協定(TPP)法案について、来年1月の新大統領就任前に採決は行わないとの認識を明らかにした。これによりオバマ大統領が退任前に目指していた署名は実現しない見通しとなった。マコネル院内総務は記者会見で「年内の採決はまずない」と言明。TPPや他の貿易協定に関する決定は、トランプ次期大統領に委ねられると語った。共和党議員の間には自由貿易やTPPの支持者も多いが、マコネル院内総務とポール・ライアン下院議長は9日、共和党が主導する医療制度・税制改革法案の来年の可決に向けた下地作りにトランプ氏とともに注力する方針を表明した。ライアン氏の報道官は同氏の考えについて、TPPには複数の条項に問題があり、下院での支持が十分でないことから採決を行わないとした10月の発言から方針は変わっていないと説明した。マコネル院内総務は、選挙後の「レームダック」議会での優先事項は、連邦政府の借り入れ権限延長と医療革新に関する法案の可決だとしている。ピーターソン国際経済研究所のシニアフェロー、ゲーリー・ハフバウアー氏は「TPPは歴史のごみ箱に入れられたと言っていいだろう。米国が参加する道筋は見えない」と指摘した。一方、ホワイトハウスのアーネスト報道官は記者会見で、TPP法案の利点を強調。議会にとってTPPは米国製品に対する関税引き下げなどの恩恵を得る絶好の機会だとオバマ大統領は引き続き確信していると述べた。
まだ採決をもくろむなら、本当に狂ってるぞ、安倍政権。
共同通信2016年11月10日 13時26分TPP可能性ゼロに近い ニュージーランド首相【シドニー共同】ニュージーランドのキー首相は10日、米大統領選でトランプ氏が勝利したことを受け、環太平洋連携協定(TPP)が来年1月までの間に開かれる米国のレームダック(死に体)議会で「承認される可能性はゼロに近い」と述べた。地元メディアに語った。ニュージーランドはTPPに関連する国内法改正案の審議が終盤に来ており、日本と同様に早期の議会承認を目指してきた。
« 感染注意!「対案を出せ」病が蔓延中 | トップページ | TPP まだ会期延長がある »
「TPP」カテゴリの記事
- WTO 日本は世界と戦って敗れた 安倍政権の国際感覚の欠如と失政(2019.04.12)
- なぜ韓国は日本の言うことを聞かないのか(2019.01.30)
- 外国人労務者本土移入の件 可決成立 オワコンジャパンを乗り越えて、新たな構想を持とう(2018.12.08)
- 日本製造業の敗北 技能実習生問題から始まる連続ツイートが恐ろしすぎる件((((;゜Д゜)))))))(2018.11.20)