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2017年6月28日 (水)

小池自民党辞めてないってよ 続・都議選雑感 


仲間の弁護士に真偽に関連する情報を提供していただいた。


小池知事の離党届 自民、当面保留する方針 

日本経済新聞2017/6/2 19:27

 安倍晋三首相(自民党総裁)は2日、下村博文党都連会長(幹事長代行)と首相官邸で会い、東京都の小池百合子知事が提出した離党届について「二階俊博幹事長と相談し、適切に対応するように」と指示した。党内には「すぐに離党を認めれば、小池氏が都議選で自民党と対決ムードを高めて有利に戦うのに利用される」との声がある。すぐに受理せず、当面は保留にする方針だ。


 首相は下村氏との会談で小池氏の離党届提出を「やむを得ない。しっかりと都議選を戦おう」と強調。小池氏が地域政党「都民ファーストの会」の代表に就任したのを念頭に「都議選は構図がはっきりした」とも指摘した。下村氏が会談後に記者団に明らかにした。


 小池氏の離党届の扱いを巡っては、二階幹事長が2日のTBS番組の収録で「小池さん一人に振り回されることはない」との認識を示した。離党届の受理は7月の都議選後になるとの見方が有力になっている。


 2日に開いた東京都議会での代表質問では、最大会派の自民党が都民ファーストの会の代表就任の直前に自民党離党届を提出したことを取り上げて「決められない知事の象徴だ。なぜいまさら離党したのか」と批判。小池氏は「昨夏に進退伺を出したがずっとほったらかしにされた」と反論した。


離党届の受理を保留することの本来の意味は、自発的な離党を認めず、党規に反したことを理由として除名処分にする余地を残すことにある。
しかし、巷の予想通り、都民ファーストが自民党に圧勝した後に逆風に晒された自民党が小池氏を除名すれば、いっそうの顰蹙をかうことは明らかだ。つまり、自民党が、勝利した小池氏を敢えて除名することなどはあり得ない。
他方、すでに宗主国から「次はユリコね」と指名されたと言われる、小池氏も自民党と対立を続けることを望む筈はない。
つまりは、小池氏と自民党は、都議選後に必ず手打ちをするに違いないということだ。


かくして、自民党だろうが都民ファーストだろうが、どちらに転んでも自民党の勝利。
メディアが囃す対立構図は自民党の派閥(それも最悪を競う派閥)間の争いに過ぎないということになるわけで、獲得議席予想は自民党=極右グローバリスト議席の激増しかあり得ないという何ともブラックな事態となる次第である。


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