ネット検閲はここまで来ている。 そこまでしますか電脳監視員さんゑ
いや、さすがに感心しましたよ。
普通、そこまでやりますか。
立派な言論妨害事件ですよ、これは。
急ぎの件に追われているので、とりあえず経過報告だけします。
8月18日のブログ記事「法テラスさんゑ 他にやることはないのか電脳監視員様」が、サイト『阿修羅』の政治板に「法テラス系と思われる電脳監視員の工作」と題して、転載された。
順調にアクセス数を増やして24時間アクセスランキング36位くらいまでは上昇していた。
当然ながら、クリックすれば、リンクした記事が読める仕組みでコメントも書き込めるようになっている。
ところが、今朝クリックしてみたら、驚くべきことになっていた。
すみません。ファイルが見つかりません。
と掲示されて、アクセスが禁止されているのである。
そもそも法テラスは、法務省管轄で、これに最高裁、日弁連も関与して設立された独立行政法人だったと思う。
そもそもが、社会の隅々まで法の支配を及ぼすという司法改革の一環として設立された機関であると聞いている。
そして、これらの機関は、むろん、いずれも憲法の尊重擁護義務がある。
それが、どうして、一定の批判的言論に対して、これを封じ込めるような圧力を掲示板サイトに加えるのか。
これでは法の支配ではなく、力の支配ではないか。
たかが、マチベンごときに対する仕打ちとしては、あまりにも過剰反応としか思えない。
企業に対する批判記事は、ネットではほとんど流通しないという情報はあった。企業が、損害賠償請求をちらつかせるなど、サイトに圧力をかけているからだと推測される。
しかし、法テラスは、私企業ではない、公益団体だ。
それが、たかだかヒラ弁護士の批判を封じ込めるためにここまで、力づくになるとしたら、異常だ。
愛想のない文章であるが、取り急ぎ、事実報告をしておく。
なお『阿修羅』掲示板サイトは、自由な言論の流通の場であり、マスメディアでは少数派である意見・見解が自由に交換される場である。掲示板運営者ご自身が、自ら一定の言説に制限を加えることはないものと信じている。したがって、第三者の圧力の存在を推測せざるを得ない。
ネット検閲が知らない間に、相当広範囲に行われるようになっていることを知っておくには、恰好の体験をさせていただいている次第である。
そういえば、僕の法テラス関連記事については、最近、ブログ村への投稿反映も心なしか遅くなってきているように思われる。
これは単なる杞憂かも知れないが、そうでないかもしれないと思わせるような今朝の事件である。